時空を超えて
同じ本/事に興味を持つ方と対話したいです。いつでも好きな時に、お互いに投稿し合い、時間の余裕のないときは一休み、そうやってゆるく対話が続くといいな、何人かそういうお友だちが出来るといいなと思ってます。
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時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(下) 岩波書店 2001年‥第12章 GHQが新しい国民憲章を起草する
抜き書き(表現は多少変更)アメリカが、日本の憲法改正を主導した 1946年3月6日、日本政府自らが手がけたものとして新憲法草案が公表されたが、実際には1週間の秘密会議で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局員が英語で書き上げたものだった。 (補足) 後述するように、マッカーサーは当初日本側に憲法案の作成を任せていたが、ある時点で急に方針転換した。 1946年1月初旬、ワシントンの政策担当者は、日本の憲法体系の欠陥を批判した極秘電報をマッカーサーに送った。 ワシント
時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(上) 岩波書店 2001年‥「日本の読者へ」より
印象に残った文の抜き書きアメリカにおける、「平和」と「民主主義」 ・1960年代から1970年代のはじめ‥インドシナではアメリカの戦争マシーンが異常な乱行にふけっていた...私が日本と日米関係を研究する歴史家になったとき、私の心には戦争と平和、勝利と敗北、社会における正義といった問題が渦巻いていた。 ・私のようなアメリカ人が、1960年代と70年代に学んだ「教訓」は何かといえば…いわゆる権威や公式見解なるものには疑いの目を向けること、物事を相対的に見ること、あからさまな人