時空を超えて

同じ本/事に興味を持つ方と対話したいです。いつでも好きな時に、お互いに投稿し合い、時間の余裕のないときは一休み、そうやってゆるく対話が続くといいな、何人かそういうお友だちが出来るといいなと思ってます。

時空を超えて

同じ本/事に興味を持つ方と対話したいです。いつでも好きな時に、お互いに投稿し合い、時間の余裕のないときは一休み、そうやってゆるく対話が続くといいな、何人かそういうお友だちが出来るといいなと思ってます。

最近の記事

これからの(何となく)サバイバル日記‥食べること。ソーラークッカー

何だろう、ボーイスカウトとかワンゲルとかに入ったこともないのに、キャンプみたいに、便利な設備が揃ってる家以外の場所で過ごすことに昔から興味を持っている。 だからといって、これまでは実行に移したこともなかったけど、人生も残り少なくなってきたことだし、細切れながら空き時間もあるしで、そろそろやっても良いんじゃないかという気になってきた。 単に暑過ぎて何もしたくない、冬眠ならぬ夏眠がずっと続いて、やっと涼しくなったので何かしたくなったということかも知れない。 まず思いついたのは、

    • 時間差読書会。ハンナ・アーレント『革命について』読書会に3回出ての、まとめ

      1、はじめに私の出ている読書会は、指導者が字面を解説していくのでなく、内容を理解する助けになるように、参考になるようなお話を交えて‥指導者を中心に参加者も時折口を挟んで‥ゆっくりゆっくり進んでいく。3回とも、読書会で読んだのは第6章のほんの一部だ。 しかし、そこでアーレントが何を言っていたのか、それをふまえて指導者がどう言ったのか、こうやって書こうとしたら全然ハッキリと分かっていないのを改めて痛感した‥むしろ投稿しようとしたことで、何がどう分かってないのかが自分に少しでも見え

      • 時間差読書会。ハンナ・アーレントの3回目、『革命について』

        はじめにアーレントについての投稿は、自分で本を読んでの感想ではなく、読書会に出て、お喋りを交わしてた上で思った事なので、毎回そういう説明というか言い訳を書かず、表題にわざわざ脱線と入れずに、そういう内容として書く。今回も読書会に出て、面白かったので、記憶が薄れないうちに、他にやる事あるけどいいのかなー学校の課題が昨日から第5週に入ってるのに、まだ第4週を読んでるのにと思いつつ、書く。 読書会での箇所、第6章をふまえて?そもそも私の出ている読書会は、指導者が字面を解説していく

        • 時間差読書会。ハンナ・アーレント、だいぶ脱線

          はじめに 今回は、本を読んでどうこうでなく、また読書会に出て思ったことを、最初から書く。テーマとしては、やっぱり「コスパ」だ‥だって、読書会の指導者がその言葉をすごい嫌いみたいなのだけど、どうも腑に落ちないのだ。だって、「コスパ」を考えずに生きられる人間っているのか? 考えないと、どんな良い事があるのか?  身の回りの「コスパ」 私は楽器を習っている。その先生について書きたい。 先生は十代で留学して、その楽器を教える資格をとって帰国した。以来、それを教えること専業で食

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 4章

          読んだ本はこれ↓ 田川建三 訳著 『新約聖書 訳と註 3 パウロ書簡 その一』 作品社。 「訳と註」の要約 1-3節 我々はキリスト教徒であることを恥ずかしがって隠すのでなく、神の言葉を伝えて歩いている。 我々が神の福音を語っているということが通じず、自己宣伝をしているなどと言っているのは、滅びる者たちである。 4-5節 この世の神は、我々を信じない者たちが、我々の伝える福音に耳を貸さないようにしてしまったのだ。 我々は自分たちについてでなく、キリストのことを伝えて歩い

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 4章

          時間差読書会。日本軍でのリンチについて、山本七平著『私の中の日本軍』より

          本の内容概要 この本(山本七平著『私の中の日本軍』(上)文春文庫)は、著者である山本七平が、第二次世界大戦中に徴兵された日本軍での体験を綴ったものである。今回はそのうち、リンチについて書かれた部分(13〜47ページ)をとりあげた。 著者によると、日本軍全ての兵科や階級に渡って量的な知識を得た訳ではないが、質的には著者なりに理解したとのことであるので、何となく(いい加減に)質的研究風に記載してみた。(この投稿中で「著者」としているのは、元本の著者である山本七平をさす。) 方

          時間差読書会。日本軍でのリンチについて、山本七平著『私の中の日本軍』より

          時間差読書会、ちょっと脱線。ハンナ・アーレント、『革命について』398〜407ページ

          はじめに今回はちょっとインチキといえば、インチキだ。何故なら「読書会」に参加して、指導者の解説を聞きながら読んだ本だから。ついでに、ページもたまたまその読書会の箇所だったからに過ぎない。 しかし難しいので読んで来なくていいと言われて参加したし、参加したのも初めてだから、解説をどこまで理解したかも怪しい。だから自分としては今の時点でこのように理解しましたと書いて、差し支えないんじゃなかろうかと思う。 そして、ついでに参加したその読書会への感想も付け加えようと思う。 抜き書きか

          時間差読書会、ちょっと脱線。ハンナ・アーレント、『革命について』398〜407ページ

          時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(下) 岩波書店 2001年‥第12章 GHQが新しい国民憲章を起草する

          抜き書き(表現は多少変更)アメリカが、日本の憲法改正を主導した 1946年3月6日、日本政府自らが手がけたものとして新憲法草案が公表されたが、実際には1週間の秘密会議で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局員が英語で書き上げたものだった。 (補足) 後述するように、マッカーサーは当初日本側に憲法案の作成を任せていたが、ある時点で急に方針転換した。 1946年1月初旬、ワシントンの政策担当者は、日本の憲法体系の欠陥を批判した極秘電報をマッカーサーに送った。 ワシント

          時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(下) 岩波書店 2001年‥第12章 GHQが新しい国民憲章を起草する

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 3章

          読んだ本はこれ↓ 田川建三 訳著 『新約聖書 訳と註 3 パウロ書簡 その一』 作品社。 「訳」の抜き書き 我々はまた自己推薦を始めているのであろうか。 ‥我々の推薦状は、あなた方自身である‥あなた方は我々が携わったキリストの手紙であって‥。 神が我々を新しい契約の仕え手たるにふさわしくしてくださった、それは文字の契約ではなく、霊の契約である。 もしも石に記入された死の務めでさえも栄光において生じるなら、まして霊の務めが栄光のなかにないということが出来ようか だからモ

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 3章

          時間差読書会。私たちはどこにいるのか 政治としてのエピデミック。まずは、高桑和巳さんの翻訳者あとがき

          翻訳者あとがきを、私なりに要約 ・翻訳者があとがきを執筆した当時(出版された2021年2月のちょっと前?)には、ヨーロッパでアガンベンのコロナ関連の議論を擁護する人はごく少数だった。 ・アガンベンは、2020年2月からコロナの騒動への違和感を表明し続けた。 ・アガンベンの議論には不備がある。例えば感染者の大半が重症化しないから、高リスク群まで感染させてしまい、医療崩壊を起こす点を考察していない。医療従事者の健康被害への言及もない。 ・他にも不備がある。強権政策、リモートでの

          時間差読書会。私たちはどこにいるのか 政治としてのエピデミック。まずは、高桑和巳さんの翻訳者あとがき

          時間差読書会。1976ソ連戦闘機の、函館へ強行着陸・亡命事件

          概要(上のニュースより) 1976年9月6日、ソ連から飛んできたミグ25戦闘機が日本の防空網をかいくぐって、函館空港に着陸した。 操縦していたビクター・ベレンコ中尉29歳は、駆けつけた日本政府の担当者にアメリカへの亡命希望を告げた。 (他の記事より) ソ連政府は、直ちに戦闘機を返却するよう日本政府に求めたが、日本政府は外交慣例に基づき機体検査を行ってから返却するとした。 (上の記事より) ソ連のブレジネフ書記長は、函館に特殊部隊を送ってミグ25を破壊する計画を立てた。

          時間差読書会。1976ソ連戦闘機の、函館へ強行着陸・亡命事件

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 2章

          「訳」の要約 by 私 読んだ本はこれ↓ 田川建三 訳著 『新約聖書 訳と註 3 パウロ書簡 その一』 作品社。 「訳」を私なりに要約‥。 私は、コリントの教会への訪問が苦痛なものにならないようにしようと決めた。もし私が苦痛を与えるとしたら、その相手は私を喜ばせる筈の人だ。このことを書いたのは、私がそちらに行ったときに私を喜ばせてくれる筈の人々から苦痛を与えられることがないようにだ。 コリントの信者のなかに1人、他の信者たちにひどい損害を与えた者がいた。私も多少は迷惑

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 2章

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 1章

          要約 by 私 読んだ本はこれ↓ 田川建三 訳著 『新約聖書 訳と註 3 パウロ書簡 その一』 作品社。 その「訳」を私なりに要約。 私(パウロ)たちは、コリントの教会への期待を捨ててない。 誤解されてるかも知れないが、私たちは自分の考えでなく神のみ旨によって行動してきたのだ。 私があなたがたに書いたことは、あなたがたが読んで理解したそのままだ。 最後の審判の日には、あなた方が我々の誇りでもあるし、あなた方にとっても我々が誇りとなるんだよ。 エルサレムに行く前にコリント

          時間差読書会。新約聖書、第2コリントス 1章

          時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(上) 岩波書店 2001年‥「日本の読者へ」より

          印象に残った文の抜き書きアメリカにおける、「平和」と「民主主義」 ・1960年代から1970年代のはじめ‥インドシナではアメリカの戦争マシーンが異常な乱行にふけっていた...私が日本と日米関係を研究する歴史家になったとき、私の心には戦争と平和、勝利と敗北、社会における正義といった問題が渦巻いていた。 ・私のようなアメリカ人が、1960年代と70年代に学んだ「教訓」は何かといえば…いわゆる権威や公式見解なるものには疑いの目を向けること、物事を相対的に見ること、あからさまな人

          時間差読書会。ジョン・ダワー著、三浦陽一・高杉忠明訳、『敗北を抱きしめて』(上) 岩波書店 2001年‥「日本の読者へ」より

          note上で、対話しませんか?

          自分の読んだ本について/今考えてる事について、誰かとお話ししたくありませんか? 私はそういう時がよくあります。 だけど残念ながら、その相手が見つかりません。 ふと思いついたんですけど、哲学カフェ/対話カフェみたいなのをnote上でやればどうかなって。 何かのテーマについて、それぞれが投稿したり、興味のあるテーマだったらコメントし合ったり。 カフェだと時間を合わせないといけないけど、note上なら幾らでも時間差が出来るなあって。何なら以前のテーマについてまた投稿したりも出来る

          note上で、対話しませんか?