旅百 12
旅とは、助け合う事である。
ゲストハウスに泊まる時、ぱっと見て駐輪場が無いものだと思ったら、裏手にあったようだ。
最初は知らずに別の駐車場をお金払ってまで予約してしまった。勉強料である。
酒を飲んだ後、バイクを入り口前に停めてた人がいて、歩いて持って来たら、消え去っていた。
聞くことを恥ずかしがってしどろ戻しながら、とりあえず駐輪しようとしたら見ず知らずのチェックインするおじさんに教えてもらった。
また別の時に、コインロッカーが壊れていてそこを使おうとしていた外人さんに、とにかくそこは壊れていて向こうに別のロッカーがあることを伝えた。
つまりはそういう事である。
なんとなく旅人同士意図を察しては、互いに勝手に声をかけて、それで終わり、
持ちつ持たれつの関係だがあっさりしたものは続くのだ。
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