旅百 14

長らく書いていなかったが、こちらを書こうと思う。
旅とは、世界がするものなんじゃないかな。

会社員になってか、やむなき理由のない外出がはばかられるようになってか、
学生の頃に外を見て憧れては目を輝かせていた世界はどこに行ってしまったんだろうと感じる。

求めてる世界は僕が通り過ぎてしまったのか、それともどこかへ行ってしまったのか、
少なくとも今ここにはいない。

もう2度と会えないとは思わないけど、前よりインパクトの強い出来事がある可能性はーー分からない。

そんな事を考えていた時、世界の方が僕らの目を輝かせるために旅をしてるんじゃないかなと感じた。
だから「世界が待ってくれている」なんて歌う人がいるのかもしれない。

老いから若きへ、終わる事ない旅をしているのかもしれない。
勿論たまにひょこっと顔出しに来てくれたりもする。

シャワーを浴びていたらそんな事を感じた。
ブランクが空いて、書き方の毛色が変わってるかもしれないけど百物語を紡ぐよ。

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