自分は運がいいのか?悪いのか?


 今日も今日とて休日出勤でした。最近、帰り際に放心状態になっていることが多く、帰宅時の記憶があまりありません。いよいよヤバいところに足を突っ込み始めたよなぁと思うところです。

 そういえば先日、残業禁止令がおりました。しかし、口頭での禁止令に実効性などなく、結局はズルズルと残ることとなり、残業時間は積み重なる一方です。監視の目が入ったことで積み重なるペースは落ちましたけどね。

 そもそも私よりも残っている上司が残業禁止と言ってもなぁと思ってしまったりします。汚い言い方をすれば「どの口が言ってんねん」という。

 どう考えても労働力が足りていないので、どうか人を増やしてください。


 そんなわけで、人生二度目の休職が脳裏をよぎり始めている私ですが、今日はそんな私は運がいいのか、悪いのかについて考えてみたいと思います。



1.人生は運が大半

 人生は、運が大半だと私は思っています。なぜなら、同じことをやったとしても、同じ結果にはならないことが大半だからです。結局は確率の問題なんでしょうけど、結果が異なるということは、行為自体に「別の何か」が加わっていると推測できるのではないでしょうか。

 実際、一言一句同じ文言で窓口対応しても、喜ぶ客がいればキレる客もいますし、同じものを食べてもアタる時はアタる。

 行為自体を選択し、それに対して力を注ぐことはいくらでもできるけど、それに伴う結果はコントロールできない。これが運要素だと私は思っています。


 ここで、この記事とは若干ズレている気がしますけど、私が好きな名言をご紹介します。

 かの有名なデューク東郷(ゴルゴ13)は、一流のプロと呼ばれる条件とは、「10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ…残る40%は…運だろう…な…」と述べています。

 あの敏腕スナイパーが、自身の才能や努力よりも運にウエイト置いた点に面白さを感じたものです。やはり運は大きい。



2.私は運がいい

 実業家の松下幸之助(パナソニックなど)は、面接の最後に必ず「あなたは運が良いか、悪いか」と問い、「悪い」と答えたものは落選させていたと言われています。また、自身の成功について「成功は自分の努力ではなく、運のおかげである」と述べたとも言われています。


 もし、私が上記の質問を投げかけられたとしたら、迷わず「運が良い」と答えることができます。なぜなら、自分の人生を振り返ったときに、もう一度同じことはできないよな、よくできたよなと思うライフイベントがいくつもあるからです。

 勉強嫌いで、家では全く勉強しないままなぜか合格させてもらえた中学受験&大学受験(一浪はしました)。まったくの未経験から練習期間2ヶ月弱でコンクールに出さされ、なぜか地区大会を突破できた吹奏楽部。ノリで受けたらなぜか拾ってもらえた公務員試験。重篤化する前に友人に助けられ、社会復帰できた2年前の休職。そして、死んでもおかしくなかったのに点滴だけで済んだ今年の脱水症状(2回)など。

 もし同じことがもう1度起こったとしたら、同じ結果を迎えられる自信はありません。それだけ起こる確率の低いことだから。しかし、そんな確率の低いなかで、できる限り最良の結果をもらうことができたのは、運が良いと言わざるを得ないでしょう。自分の実力や生命力以上の「何か」が運んでくれた結果だと思っています。だから私は運が良い。


 ちなみに、私の記事ではおなじみの占い師は、私に対して「自分で意思決定して動いたことが少なすぎる」と酷評した一方で、「強運に護られており、9回ツーアウトでも逆転できるタイプ」と評価しました。これ、ほんとそのとおりだと思います。



 なんか、これだけ見たらずいぶんスピリチュアルな文章ですよね。念の為言っておきますけど、別にスピを強調しようというつもりは全然ありませんからね。運はなんて突き詰めれば確率(数字)の話だと思っていますので。



3.小さな幸運が多い

 そんなわけで、ちょっと話は大きくなってしまいましたけど、日々の生活においても運が良いなーと思うことが多々あります。

 私、全然雨に降られないんですよ。予報が雨でも、私が外にいるときは雨が止んでいることが多いです。電車でも私の乗った一本後から信号トラブルで動かないとか、ギリギリセーフ的な出来事が多めです。


 直近でいえば、今日(23日)対応した市民は全体的に客層が良く、皆様が満足して帰って行かれました。また、昨日(22日)は放心しながら帰っていると、バッタリ庁外の同期に出会い、バカ話をして気晴らしができましたし、一昨日(21日)は帰り際、前部署時代にお世話になった他部署の先輩と出会って、悲惨な近況を聞いてもらい、気分がスッキリしましたから。


 そんな感じで、大きな幸運も自覚しているところですけど、小さな幸運の積み重ねがえげつないです。



4.なるようになると思うきっと

 現在、倒れそうな毎日を送っているわけですけど、なるようになるんじゃないかなと思っています。仮に倒れたとしても、良い倒れ方をするんじゃないかすら思っています。良い倒れ方って表現が意味不明ですけど。

 小さな視点(日単位)でも大きな視点(人生単位)でも運がいい。だから、一見悲惨に思える結果でも、数年後に見返してみたら良い結果だったんだなと思える気がします。

 だから今でも自分の人生には満足していますし、これからも機嫌よく、なるように生きていくと思います。



 でも、そんなキレイゴトは置いておいて、仕事量は減らしてくれ!疲れてるんだよ!理想と現実は違うよね~。

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