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人間らしさを取り戻す


 皆さんこんにちは。一昨日(17日)は休日出勤し、身も心もボロボロになりながらサウナへ逃げ込みました。サウナでしっかり体を疲れさせてから帰宅すると、気を失ったかのように即眠りました。

 昨日(18日)は10時くらいまで爆睡してから、昼前にフラフラと散歩へ出かけ、CoCo壱でカレーを食べ、昼寝をして、軽く家事をしました。


 よく眠り、自分のために時間を使っていると、身も心も楽になっていくのがわかりました。重くのしかかっていた鎧が脱げていくイメージです。

 散歩から帰ってきた後に見た自分の姿も、気持ちイキイキしていて、かっこよく感じられました。ここ数日は、鏡で自分の姿を見る度に「なんか知らないおっさんがコッチみてるなー」なんて思うくらい顔が老け込んでいましたけど、昨日は年相応な顔だったように思います。


 そして今日も引き続き休みです。9月唯一の連休です。自分の時間としてつらつらと記事を書きたいと思います。



1.note執筆以来最高の残業水準

 この9月の残業時間は、私がこのnoteを初めてからもっとも多くなる見通しです。次点は去年の4月の40時間~50時間程度です。そう考えると圧倒的な多さですよね。前回の休職直前が80時間程度でしたので、それを超えて、記録更新となる見通しです。

 以下、残業時間が増えたことによって変わったなと思うことや過去の経験などを述べたいと思います。



2.月45時間で生活の満足感を失う

 労働基準法では、月の残業時間は原則として45時間までと定められています。実際に体験してみて、月45時間という基準は、わりと考え抜かれた数字だなと思いました。なぜなら、月45時間(2.25h/日)を超えてくると、生活の満足感を失い始めるからです。


 月45時間ペースを超えると、何かを犠牲にしないと生活が回らなくなっていくんですよね。睡眠をとる代わりに文化的な生活(家事・娯楽など)を犠牲にするとか、文化的な生活をとる代わりに睡眠時間と日中の生産性を犠牲にするとかなど、究極の選択を迫られます。

 この究極の選択に対しては、睡眠を犠牲にして家事や娯楽へ一定の時間を割くという選択を取っています。私は感情を引きずるタイプですから、ある程度文化的な生活がないと日中の生産性に影響を及ぼすからです。そして、犠牲にした睡眠時間は、通勤電車内や昼休みの仮眠で何とか補っています。


 ところで、去年の4月はこのくらいの水準だったのでどうしてたのかなと思い返すと、当時はまだ実家がメインの生活だったうえ、復職直後でハイになっていた影響から、それほど苦じゃなかったように思います。

 まぁ、月45時間+αくらいなら、なんとか人間としての生活を維持できているかなーという印象です。しんどいことには変わりありませんけど。




3.月80時間で人間らしさを失う

 厚生労働省は、過労死ラインを月80時間以上の残業としています。今月が月80時間水準なんですが、わりとわかります。実際、2年前に休職した直前の残業時間は、月83時間でした。月80時間(4.0h/日)を超えてくると、人間らしさを失っていく感じがしています。

 

 これだけの物量をこなそうと思ったら、睡眠時間、文化的な生活、日中の生産性すべてを犠牲にしないと回らなくなるんですよね。睡眠を削り、文化的な生活を削り、日中の生産性を削り、何とか1日をこなすような。

 しかも、ほかの要素が入る余地がないので、体調を崩したとしてもそれをリカバーする余裕はありませんし、誰かと会う予定も組めなくなります。

 そんな状態が継続すると、当然のように疲れが蓄積し、とりあえず「生きればいい」という感覚なっていくのがわかります。今までできていたことが面倒くさくてできなくなるんですよね。そういえば、休職直前は風呂に入るのが億劫になっていました。服を脱いで体を洗って髪を乾かす作業って相当しんどいんですよね。


 休職直前はどうだったかなと振り返ると、常に軽い酩酊状態のような、眠くて判断力が鈍っている状態が継続していた記憶があります。労働にくわえて、修士論文執筆(土日)と介護(週1日有休をとって実施)がありましたから、休まるところがありませんでしたね。

 今月は、論文執筆や介護がない点では負担が少ないのかもしれませんが、通勤と家事の負担が大きくなっているので大変なことには変わりありません。休日出勤が多くて休日が少ないのもしんどいですね。

 総じて、月80時間に迫ると、ちょっと普通の生活をするのはしんどいなーという気持ちになります。これが継続したら絶対体調崩します。


 ちなみに、私の上席は日常的に月80時間以上残業をしているような方なのですが、失礼ですけど人間らしさが感じられず、仕事マシーンという印象があります。仕事外ではどんな生活を送っておられるのかが非常に気になります。少なくとも、47都道府県制覇とかはしてなさそうです。



4.恵みの連休

 そんな過労死水準のなか、9月唯一の連休中に人間らしさを取り戻した私です。今日(19日)の近畿は台風で外に出られませんので、家の中のことや、記事の執筆に時間をあて、自分らしく過ごしたいと思います。

 また、検定直前最後の休みになりますので、マイナンバー実務検定の過去問題を一気にやり直していこうと思っています。ここ数日まったく勉強できていませんでしたが、果たしてどこまで知識が定着しているか。この過去問巡りの結果次第では今日は死ぬ気で勉強しなければなりませんね。

 そんなわけで、なんとか生きてますよのご報告でした。

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