今年の阪神はアレするかもしれない
先日阪神が10連勝しました。16年ぶりの快挙だそうです。直近の広島戦は負け越しましたけど、8月に入ってからは11勝3敗と、例年にはない好調っぷりです。ただ、阪神といえば、大体9月ごろに連敗して優勝争いから脱落するのがお約束です。しかし、今年は優勝するかもしれない、いや、アレをするかもしれない、そう思わせるような勝ちっぷりです。
(補足)今年の阪神ファンは、優勝のことを「アレ」と呼びます。理由は…よくわかりません。以降、本記事でも「優勝」のことは「アレ」とします。
今回は、普段はあまり野球中継をみないにわかファンの私が感じる今年の阪神の強さとアレするかもしれないと思う理由を書かせてもらいます。にわかですので、きっと論点はズレていると思いますけど、批判は受け付けません。
対抗馬がいない
ここ数年、阪神がアレを逃し続けた要因として大きかったのは、アレ争いをしていたチームが強すぎたことだと思っています。阪神も十分強い、好調ではないが決して不調でもない。だが、対抗馬が強すぎる。
昨年~一昨年がヤクルトが意味わからんくらい勝ちまくっていましたし、数年前は広島が無双状態でした。それ以外の年は、巨人が安定して勝っていた印象です。
ところが、今年はこの時期になってアレ争いの候補が軒並み調子を落としています。序盤に勝ちまくっていたDeNAはいきなり失速して巨人とCS争いしていますし、一時期首位だった広島も8月に入ってから苦しいです。ただただ阪神だけがひとり勝ちしている。そんな風に見受けられます。
フォアボールが多い
野球中継を見ていて思うのが、例年に比べてフォアボールが多いということです。これは与えるほうではなく、選ぶほう。データを計測しているわけではありませんけど、フォアボール多くないですか?ボールをしっかり見極めて、歩けるところは歩く、そして作ったチャンスをしっかり点につなげていく。そんな試合が多いように思います。
子どものころはヒットじゃないやんと思っていましたけど、フォアボールって結構大きな攻撃だと思うんですよね。投手の球数は増えるし、それでいてアウトは取れずにランナーは増えますから。それに、ボールを見られるという意識が働くと、カウントを取りに甘い球を投げそうです。
あくまで素人目ですけど、フォアボールで作ったチャンスが多いことが、今年の強さなんじゃないかなと思います。
終盤に強い
これも野球中継を見ていて思うことで、7~9回にしっかり得点していることが多く、逆に失点は少ないような気がします。
失速する時期の阪神って、どれだけリードしていようが8回9回に抑えが打たれてアッサリ逆転される印象と、相手のリリーフに対してまったく打てない印象があるんですよね。あ~逆転されたから今日は負けだなって。
今年の阪神は、1~2点差くらいなら簡単にひっくり返しそうな雰囲気があって、本当に逆転することが多いような気がします。あと、1点リードとかで終盤戦に入ったら、しっかりそのリードを守り切っている。そんな気がします。見ていてハラハラすることが多いんですけど、ちゃんと勝ち切る。そんな印象です。
今年は野球中継を見ていて、ガッカリする負け方が少ないような気がします。せっかくのリードを抑えが潰すとか。接戦のすえ力尽きてサヨナラ負けとか。期待させておいて落とすような負け方が少ない。負けるときは負け。勝っていれば最後まで勝ち切るという展開が多い。前日の負けを翌日に持ち越さないような試合展開が多い気がします。
8月後半が勝負
今のところはアレするかもしれない阪神ですけど、試合数はまだ40近くも残っています。ひっくり返そうと思えば簡単にひっくり返るレベルの試合数です。実際、8~9月にちゃんと失速して、アレを逃した年を何度も見ています。今年はそうなりませんように…。
ただ、この調子を8月いっぱいまで続けられればさすがにアレが決まりそうです。そういう意味では来週~再来週あたりが気の引き締めどころといえそうです。ちょうど10連勝で浮足立っているでしょうから。
次に阪神記事を書くときは、アレ目前であってほしいです。<続編>
私は阪神ちょっと好き
あ、言い忘れていましたけど、私は阪神ファンです。理由はありません。祖父が熱狂的な阪神ファンで、幼少期より教育を受けたからです。ですが、別に巨人ファンが嫌いとかそんなんもありません。あくまでライトな阪神が好きな成人男性です。
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