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お米のはなし
米農家と呼んでくれる人がたまにいますが、50~60a程度の面積しかなくて、販売できるお米も1000キロちょっとしかないので、家庭菜園みたいな田んぼをやっているくらいな感じでしょうか。
販売できるお米というのは、山口県の基準で言うと目幅1.85㎜のふるいにかけて落ちなかったものということになります。あと、うちの場合は籾摺りをお願いしている農家さんが色彩選別機を使ってくれるので、カメムシに喰われて黒く斑点のあるお米もはじかれます。
こちらが選抜メンバー。美しい白。(精米後です。)
1.85㎜のふるいから落ちたお米は、また別のふるい、1.8㎜とか1.75㎜とかのふるいにかけられます(←正確なサイズ分かりませんが)。2回目のふるいで残った分は混ぜて売っても大丈夫だよと言われますが、粒ぞろいが良い方がおいしいであろうと考えて自家消費にしています。で、さらにそのふるいからも落とされたお米も自家消費です。
ABCで言ったらCのお米がこちらです。見た目がちょっと…というのはありますかね。僕は口に入れた時に「ちっちゃ」と感じますが、家族は「そう?」みたいな感じで。とくに誰からも文句は無く、まあ普通においしく食べられるお米です。とても平和。
で、ここ数日、販売用の精米が少し余っていたので、家で炊いて食べてみたらさ、やっぱり全然違う!見るからに粒の大きさが全然大きいし、真白!で、うまい!うまいよ母さん!
一時期は精米するとイマイチだから玄米のまま食べてほしいとか言って玄米のみの販売にしていたんですけど、精米しても全然おいしい。
そしてまた今日から粒の小さいお米に戻ります。戻れるのかな。
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