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あなたは料理派?掃除派?・その3

 私の友人のほとんどは、料理派です。食いしん坊の類は友を呼ぶのです。先週、料理派の自分が掃除を苦手だという記事を書いたところ、友人たちの一人が、「今度はぜひ掃除派の人に取材して」と言うのです。

 そこで、聞いてみました。思い当たる唯一の掃除派の友人です。そうしたら、どうやら家事を楽しんでいるらしい彼女から、とても素敵なメッセージをいただいたので、ご紹介します。たぶん1回では収まらないので、分けてお伝えしますね。

掃除派の理由・仕事柄

 彼女は40代、小学校3年生の娘が1人、夫と共働きです。彼女の夫はフリーランスで自宅で仕事をしていますが、家事はシェアしています。彼は私の知る限り、料理上手です。

 彼女の仕事は照明デザイナー。クリエイティブ系ですが、彼女は料理に苦手意識があり、逆に掃除や片づけが好きです。

 彼女は、自身が掃除や片づけに関心が高いのは、仕事柄ではないかと自己分析します。「掃除したり、整理整頓して、空間を残しておかないと、頭がうわーっとなって次に進めない感じがするから」やるのだと言います。

 そしてチームで5年ぐらいかけて行う仕事柄、ボスから「あなたにもし、万が一何かあっても、ほかの人が仕事の進捗がわかるようにしておくこと」と育てられたというのです。なるほど。それで片づけが習慣化したのですね。

 掃除派の理由・猫ちゃんの存在

 もう一つの理由は、猫を飼っていることです。トップの写真は、彼女の飼い猫とは関係ありませんが、私のスナップにあった野良ネコちゃんです。

 「食べ物を出しておくと、猫が食べちゃって体調を崩しますし、2年前に亡くなった猫は、レジ袋を食べては吐いちゃう子だったので、とにかくビニール系のごみは特に小さいものなど、目に見えるところには置かないようになりました」

 忙しい彼女の自宅にはルンバがあります。ルンバは掃除をしてくれますが、片づけはしてくれません。しかし、ルンバが掃除しやすいように床にモノを置かないようにすると、「おのずと、モノがあるべき場所に戻ることになります」とのことです。

 片づけながら目につくゴミをふき取ります。ルンバが走れないピアノの下、デスクの下などは、クイックルワイパーをかけます。猫ちゃんが吐いたり娘がモノをこぼしたりするので、部分的な拭き掃除はしょっちゅうやるのだそうです。でも掃除機はかけない。

 やることとやらないことが、はっきりしていて気持ちがいい話ですね。

掃除派の理由・アレルギー

 もう一つの理由は、家族全員アレルギー体質であることです。それで、掃除をマメにやるようになったのだそうです。これもよく分かります。私もアトピーがあるため、ホコリまみれの空間で暮らすことが不可能です。ホコリが多すぎる場所に行くと、鼻炎まで出てしまいます。とはいえ、私は大人二人で、それほど汚れが目立たないこともあり、週に1回しか掃除しません。週の後半には、床に目をやるとすぐにそらすようにしています(笑)。

 彼女が掃除や片づけを楽しむステキな秘訣も聞いたので、それはまた次週書きますね。お楽しみに!

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