がんになった人にかける言葉

どーも、がんのステージ4です。
余命は大体あと1年です。絶望ですよ。
でも、暗闇の中でこそ光は輝くものである。

偉大な相手というのは輝いて見えるものだヨ

涅マユリのセリフより

光っている理由の方は聞いてない。

ちなみに明日から6クール目。もうそんなに来てしまったのか。
そろそろと痺れが出てきているので、どうなることやら。

かかった人の目線で考えてみます。
周りの人の力のみでは、身体の方はどうにもならないけれど、心のほうは言葉で救うことができる、そう思います。

大丈夫？

これはめっちゃ言われた。
結論だけ言うと「大丈夫ではない」ので、この程度の言葉しか出てこないならもう少し、考えたほうが良い。
むしろ、言葉に詰まる方が人間らしいかと。

何をどう伝えればいいかわからないけれど

これがgood。
こっから切り出したほうが良いだろう。
自分の思いを、ショックを受けたことをありのままに伝えれば良い。
スピード感が重要。

絶対に負けるな

これもgood。
基本的に心が折れているので、こんな状況でも自分のワガママを伝えてくれる人は信頼できる。
こっちが折れていてもお構いなしだからである。
勇気を持って振り回してほしい。それが周りにできる覚悟である。

ケセラセラだよ

これもgood。正直、不安しかない。
ならば、それは考えなくて良いという答えの1つです。
ギター友達から言ってもらいました。

とりあえず会いに行くわ

心底辛いときに側にいてくれるのが友達。
別にこれまでにそこまで交友が深くなくても、そうなることが今のあなた達にはできるんですよ。
仲良くないから会いに行かないのではない、自分が会いたいなら会いに行くのである。

調子どう？

これもよく言われる。
正直良くわからないことのほうが多い。
どっちかといえば、「今、辛いこととかはない？」のほうが良いかと。

よう！元気してる！？

天才。さすが我が親戚。
がんがあるから、元気でないわけじゃあないんですよ。

なんてことはない近況報告

これは言葉ではないけれど、連絡をくれるというのが良いことだと思う。
基本的には、がんに限らず、治療は孤独なものである。
周りの人は、知ることはできても理解はできない。
なんでもない近況を伝えるのが良いことだと思う。

最後に

ダラダラと書いてしまったけれど、これらにとらわれずに、こまめに連絡しましょう。
ここで縁を切るかどうかの手綱はあなたが握っています。
責任を他人に持たせるなって？逆に聞くけど、今、拾わなくていつ、何を背負うつもりなのか。

少なくともこの記事にたどり着いた人は、何らかの悩みを抱えていると思う。
モヤモヤとした何かを。

結論からいえば、その程度の関係でいいなら結構。さっさと捨て置けば。
嫌な言い方をすれば、あなたの知らないところでいつもたくさんの命は失われていっているのだから、そのうちの1つに知り合いが入るかもしれない程度である。
それでいいなら、何もしなければ良い。
悩み続けるのも、本人から見れば何もしないのと同じである。同情だけだなんて、なんの意味もない。

何もなければ、得るか、失うか。どちらかしか選べない。
進めば2つである。

これすら選べない人は、回れ右です。
一生もやもやして生きて、何も成さずにどうぞ幸せに死んでください。