十三支演義～偃月三国伝～ 感想

1周目：張飛ルート

少年の成長物語！って感じで可愛かったー。最初はイマドキの男子高校生かと思うようなおバカ可愛い話し方にびっくりしたけど、そこから成長していくギャップにほろりとさせられたなあ。
2014-05-01 01:25:32

一番印象的だったのは、「男は努力しているところを見られたくない」話。いつのまにか格好良くなっていたいっていう気持ちが、すごく「男の子」っぽくて愛しく思えて。それをわかって後押ししてくれた趙雲のイイ男っぷりにも惚れる！
2014-05-01 01:26:08

あっさり騙されて徐州を放り出して来た時にはかなり真剣に怒りを覚えたけど、そこで「どうして徐州を空けたのよ！」が正解なのに震えた！一見優しく見える「悪いのは張飛じゃないわ」だと、責任を背負わせてくれない…って悲しませてしまうんだよね。
2014-05-01 01:26:23

「半月みたいに欠けたまんま」な「半人前」な自分が、関羽といることで「ちゃんと出来るような気がする」と打ち明けるシーン、綺麗だったなあ。　
2014-05-01 01:26:39

これは私の個人的なイメージなんだけど、半月の半分は無いわけじゃなくて、見えなくなっているだけだよね。どちらかに影が差すことがあっても、いつも共にあり続けていたもの。ずっと共に育ってきた張飛と関羽のように。
2014-05-01 01:26:44

偃月（半月）はタイトルやOPにも出てくるし、各ルートで違った意味合いを持って出てくるのかもしれないなあと期待。
2014-05-01 01:26:54

最後の橋のシーン、痺れたなあ。初めて、大切な人を守るための隠し事をしたんだよね。あの張飛が！！！！！　関羽を守るため手段として獣化することもできたのに、それは絶対に嫌だったんだなあ。自分自身の想いで、心身ともにここまで強くなったんだと思うと(´；ω；`)
2014-05-01 01:27:57

2周目：趙雲ルート

優しくて強くて誠実で、「いつもおおらかで揺るがない」趙雲。猫族への偏見もなく、関羽はもちろん劉備や張飛にもまっすぐな好意を向けてくれる。 好きとか美しいとか、そういった甘い言葉を素直に言ってくれるのに変な下心があるわけでもない、実にパーフェクトなイケメン。
2014-05-06 02:15:05

だけど、誰かを好きだと思う気持ちの綺麗な面だけでは恋愛はできない。嫉妬や独占欲で苦しくなったり、時に相手の幸せを思う気持ちと自分の欲望がぶつかったり、そういう「俺自身も知らなかった感情」に「困」っている姿にすごくぐっときた。
2014-05-06 02:15:12

そういう意味では趙雲は恋愛ごとにすごーく鈍いし不器用で、1人で考えすぎて暴走しちゃうし、そういうところと甘い台詞をさらっと言っちゃうような面とのギャップが良かったなあ。張飛に威嚇（？）してるところとか可愛くてｗ
2014-05-06 02:15:19

髪が長いし穏やかな物腰だから、男の面が見えるとそのギャップもたまらない！武将だから筋肉がっしりなんだよね。それを実感したのが（皮肉にも）袁紹の手を「柔らかい」と評した部分で、ああ趙雲は硬い、「武人」の手なんだなあと改めて思って。
2014-05-06 02:15:35

あえて「柔らかい」の方だけが意識されたのは、猫族は基本的に武術を身に着けるから、関羽にとって男の人は硬い手がデフォだったからだよね。そのあたりを考えると、「柔らかい」手の袁紹の口説きにもドキッとする（そして10分後に後悔と激しい怒り）。
2014-05-06 02:15:54

キスシーン良かった！嫉妬心を我慢できなくなって胸元にうずまってるのとか可愛すぎるし、「上がってくる」斜め下からのキスとかさらに可愛い！おまけにスチル！趙雲の筋肉付いた腕と大きな手と、関羽のほっそりした指との体格差が…！！！
2014-05-06 02:16:34

戸惑う関羽の「こわばる身体」を撫でてリラックスさせてあげる気遣いにも萌えた。余裕があるところとないところを行ったり来たりするのがいい。
2014-05-06 02:16:39

偃月のたとえ、やっぱりルートごとに違う意味で来るんだね！
「関羽、お前は光だ。そして影なる俺は、そんな光と常に共に在る」
2014-05-06 02:17:06

戦うことなく暮らしてほしい、俺が守る、という姿勢は自分の背中の影に関羽を庇うようなイメージだったんだけど、違うんだね。関羽は光の中に在り、趙雲はその光を脅かす憂いを払う影になると。美しい！ その直後の戦場でお互い背中を預けて戦う姿がまた、半月の半分ずつの姿と重なって。
2014-05-06 02:17:24

そして趙雲BAD派生の袁紹√（桃園）。人の自尊心を砕いて、そんなあなたを愛するのは私だけ、と言って依存させるのはDV夫の常套手段だよなあ…辛い…・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　関羽逃げてええええと何度思ったことか。
2014-05-06 02:17:53

袁紹は「絆」を信じないと言うように、自分が愛されるなんて微塵も思ってないところが哀しいね。 善人の演技を解いたのはたくらみがばれたからだけじゃなく、こういうやり方でしか傍に居させる方法がないと思ってたのかもなあ。それと、「箱」の外にいる存在を風穴にしたかったのと。
2014-05-06 02:18:05

いつかもし関羽が麻痺しきってしまって袁紹にしがみついたら、きっと「飽きる」のではなく怖くなって突き放してしまうのではないかと思うとさらに暗澹たる気持ちに。うう、救われない…・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・
2014-05-06 02:18:23

もし絆を否定して過剰防衛的な態度を取る袁紹が関羽とのかかわりの中で変わっていける可能性があるのなら、そういう√があってもいいと思った。今のままでも味のある悪役として面白いんだけど、√があったら救われた姿を見ることもできただろうになあ。
2014-05-06 02:24:31

3周目：曹操ルート

元々「すごく強い主人公が、さらに強い攻略対象に圧倒される」シチュが大好きなので、対決シーンから一番気になっていた曹操。 あんなに強くて賢いのに、肝心のところでは不器用で鈍くて、たくさん遠回りをしながら「本当に欲しいもの」に辿り着くまでの過程がすごく素敵な√だった！
2014-05-15 01:21:23

一番好きなのは、「私を寝かしつけるのか？」からの夜のシーン。ずっと眠れなかった人が、ある人の前でだけ眠れる…というシチュが私はすごくすごく好きで！好きで！！！
2014-05-15 01:21:45

起きた時の驚き方も、「嬉しいわ」という関羽に「嬉しい？」って本気で不思議そうにしているのも、嬉しいと繰り返されて「…………そうか」 っていうのも、全部全部かわいくて愛しくてもう！この「…」の長さがね！ああ、こういう風に愛されるの初めてなんだなあって(´；ω；`)
2014-05-15 01:22:23

常に気を張って生きてきた人が眠ってしまうほど安心できるというのは本当にすごいことだし、それを頭で考えるんじゃなくて、体が先に判断したというのがツボで。子ども扱いしていたはずの関羽の前でなぜ取り乱してしまったのかも、なぜ眠れたのかも、その時の曹操にはわからない。
2014-05-15 01:22:33

その「なぜ？」が形になるのが追いつかないうちにいろんなことが立て続けに起こるから、不器用なやり方で縛り付けるし関羽にもたくさん誤解されてしまうのが切なくて。「縋るような悲しい目」ってうわあああん・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・
2014-05-15 01:22:39

一度眠って気を許せるようになって、傍にいることや寝かし付けを素直に頼んでくる姿が可愛くてまたもう！(( ≧ܫ≦)) 「私の元に来るのだ！」みたいなテンションだったあの曹操様が、「お願いだ」「頼む」ってストレートに言ってくるこの破壊力！！！
2014-05-15 01:22:57

私の部屋に~なんてからかっている割には性的な雰囲気がないのもまた、すごく良かった。ドキドキする恋じゃなくて、安心して包み込まれるような愛。 だから、EDの「お前のすべてが欲しい」が肉体関係ではなく「祝言をあげ」て家族になることだったのにもすごく納得。
2014-05-15 01:23:29

この√での偃月は殺した父の呪いの言葉、「寥々と孤峰に登る」と言われた曹操のこと。おそらく、半分ずつ＝混血の比喩でもあるんだろうなあ。これは私の勝手なイメージだけど、偃月である自分を隠すためには光の中に在り続けないといけなかったんだろうか。
2014-05-15 01:23:42

ラスト、「曹操……見える？みんながあなたを守ろうと戦ってくれているわ」に号泣。゜゜(´□｀｡)°゜。　関羽だけじゃない、夏候惇・夏候淵も他の部下も、みんないるんだよ！今までもずっと、独りじゃなかったんだ！！今までの人生ごと肯定されたんだよね。
2014-05-15 01:24:21

これから関羽と祝言をあげたら、猫族も仲間になってどんどん「喜びや悲しみを分かち合ってくれる人」が増えて騒がしくなっていくんだね。幸せだね！！｡ ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ。
2014-05-15 01:24:29

BAD、袁紹の桃園のように裏で手を回しつつ精神的に依存させる方向に向かうこともできただろうに、正面切ってすべてを破壊するようなやり方をするしかなかったところが本当に、愛情が深すぎて不器用に真っ直ぐ向かうしかなかったんだなあというのが哀しかった。
2014-05-15 01:25:02

これだけの賢さがありながら、愛する人に対してだけは策略を練ることができないところが、もう、たまらない・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・
2014-05-15 01:26:45

曹操√のスチル見直してるんだけど、キスも関羽が覆いかぶさってるのだけなんだよね…（状況的にそれしか無理というのもあるけども）。いかにも情熱的に唇を奪ってきそうな感じなのに違うんだよ！わーー！！！
2014-05-15 02:23:22

決して触れたいと思ってないわけじゃなく、精神的なつながりを求めるパワーが大きすぎて肉体的な…欲望の部分がついてこないという感じ？慣れてきたら「ぬくもり」を味わえる余裕ができて、たくさん触れたり時には少し強めに求めてきたりするようになるんだろうなあ…後日談欲しい！！！
2014-05-15 02:24:08

曹操BADの感想が落ち着いてるのはその前に袁紹特別√やったからだね…やってることは大差ないはずなんだけど、比べてみると曹操は愛情が深すぎて不器用に真っ直ぐ向かうしかなかったんだなあと、怖いというよりひたすら哀しくて(´；ω；`)
2014-05-15 22:33:06

4周目：夏候惇ルート・夏侯淵特別ルート

この√での偃月は片目の視界を失ったこと、そして半身であった夏侯淵を「己で切り捨てた」こと。 欠落を私が埋める！ではなく、あくまで「自分で乗り越える」もの、だけど辛い時は傍で手を握っている…というあり方がこの二人らしくてすごく良かった。
2014-05-19 23:53:35

夏候惇はずっと「瞳に蓄積された、偏見や先入観」がない関羽の瞳が美しいと言い続けてきたけれど、星空を写すシーンが特に印象的で美しかったなあ。
関羽の瞳が「すべてを写」す「鏡」ならば、一番近くにいる自分をその瞳に映して「相手を通じて」「自分」だけを「見」る心地よさに再び浸ることもできたはずなのに、ここで見つめ合うんじゃなく「星空」を写しているのを見るんだよ！まるで夏侯淵と関羽に対する「半身」の意味の違いを示しているようで。
2014-05-19 23:55:02

夏侯淵……(´；ω；`)　桃園の特別ルートは最初時系列がわからなくて「？」と思ったけれど、時間を超えてやり直したIFの世界（だよね？）と知って崩れ落ちた。夏侯サンドの3人で幸せそうな姿はこの世界では見られないんだって思って改めて・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・
2014-05-19 23:55:52

特別ルートの「あなたの気持ちと私の気持ちがごちゃごちゃになってない？」という指摘、自分と相手を切り離すという夏候惇・淵のテーマを振り返って改めてはっとさせられたなあ。「私は相手が嫌い」と「相手が自分を嫌っている」が混ざってしまうことはよくあるし、もっと言えば「偏見や先入観」も自他の思考が混ざってしまうことからくるものだな、と。
2014-05-19 23:56:20

シリアスなシーンだけじゃなく、笑えるシーンも面白かったなー。「尾っぽ族ではどうだ？」→「わたしたちには尻尾なんて生えていないわ」の流れで声出して笑った！「……知らなかったわけじゃ、ないわよね？」って追い討ちｗｗもうやめてあげてｗｗｗ
2014-05-19 23:56:37

「ずっと懐かなかった猫」期間が長かったこともあって、甘いシーンの破壊力がすごかった！看病のことがばれて気まずくて逃げる関羽とおいかけっこしちゃうのも可愛いし、「当たり前だろう」の照れ声も、「まさかとは思っていたと言ったはずだ」のところの早口も、 「思っていたような気がしなくもない」の語尾のもだもだ感も、「猫族を~おかしいか？」の逆切れというか拗ね声も、全部もう可愛くて可愛くてかわいくてもう！！！！！
その直後に感謝や愛の言葉を落ち着いたトーンで素直に言っちゃうのもまたねー！(( ≧ܫ≦))
2014-05-19 23:58:03

今まであれだけ照れてたくせに「自分の正直な気持ちを言って、何が恥ずかしい？」だもんね！まっすぐだなあ可愛いなあもう！！！
2014-05-19 23:58:18

一番好きなのは、「これからはどんどん攻め込むからな。覚悟しておけよ」からの「す、隙ありよ！ 攻め込まれてばかりじゃいられないわ」の流れ。うわー！二人とも可愛いよーかわいいよー！！！　このお互いが押して押される姿が、満ち欠けを繰り返す月のようだなあと。
2014-05-19 23:59:10

ラストの「弱点」の話もそう！「ほら、言え」とかこんな顔→（＾▽＾）して言われてるところから、自分で探し当てられないなんて愛が足りないんじゃない？とか逆転されて「ぐぬぬぬぬ」ってもう！可愛すぎるじゃないか！！！曹操様も温かく見守ってくれているようで何より！
2014-05-19 23:59:36

そういえば、桃園で「張飛と夏候惇は変なところで似ている」って話があったけど、張飛は強くなるための努力を隠したがるのに対して夏候惇は鍛錬していることを誇りにしているという点で正反対だよね。
2014-05-21 23:02:42

やっぱり張飛にとって関羽は「ずっと憧れていた大好きな姉貴（だから、男として泥臭い努力は隠して強くなっていいとこ見せたい！）」で、夏候惇にとっての関羽は（最初は）「優秀な武人（だから、同じ武人として鍛錬を見せるのは当然）」だったんだなあ。
2014-05-21 23:03:26

5周目：張遼ルート・呂布関係桃園

まずは呂布のこと。曹操√で「私のように誰からも愛されずに死になさい」と言っているのを聞いて、「呂布にも貂蝉や張遼がいて忠誠を尽くしてくれているのに、そこに愛は感じられないのか…哀しいなあ」と思ってたんだけど、まさか自分の作り出したものに囲まれているだけだったとは…！
2014-05-26 00:18:13

貂蝉はもともと実態があるとはいえ、「自然の摂理」に反した幻影のようなものだし。呂布の嗜虐・支配を好む面と貂蝉に見せる面（うまく言えないんだけども）がどうも噛みあわなくて違和感を感じてたんだけど、やっとすっきりした。
2014-05-26 00:19:19

他の√で呂布が倒された場合、その瞬間張遼も貂蝉も居なくなってしまうんだと思うと何だかもうやりきれないんだけど、張遼が2で呂布亡き後も存在していられるのは何があったんだろう？
2014-05-26 00:20:02

「人間らしさ」の話の時点で嫌な予感はしてたんだけど、いや三国志だしアンドロイドとかクローンってことはないよね…他√で「化け物ではないのですが」って言ってたし、何か身体能力の高い血筋…？程度に考えていたので、桃源鏡が出てきた時点で驚きすぎてリアルに声が出た！そうきたか！
2014-05-26 00:20:46

突然の張飛の真似に爆笑して和みつつ、張遼が猫族の村で少しずつ「人間らしさ」を覚えていくのが愛しくて。 この√中、人間らしさって何なのかずっと考えていたんだけど、良くも悪くも理性的・効率的に動けないってことなのかもしれないなって。
2014-05-26 00:21:07

大切な人がいるということは、その人を守るために自分を犠牲にしてしまうという弱みになる。だけど、その人のために（あるいは、その人と共に）一人でいる以上の力を発揮できるという強みにもなる。
2014-05-26 00:21:18

関羽をかばって瀕死の状態になってから二人で力を合わせて呂布を倒すまでの過程でそれを実感して、「人間」ならではの強さってこういうことなんだ…！って胸が熱くなった。
2014-05-26 00:21:29

せっかく呂布を倒したと思ったら「お別れ」！うわあああ！消えていく指先、流すことが出来ないはずの涙、「最期に私は人になれたのでしょうか」でもう…。・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・。
2014-05-26 00:22:02

だけどそこから、関羽の思いを受け取り、「願い」「夢」をもてたというのがすごく良かった！相手に従うだけではなく自分の欲を持つこと、それこそ人間にしかない「人間らしさ」じゃないか…！！！
2014-05-26 00:22:16

この√での偃月は半分分け与えてもらった命、と張遼はいうのだけど、関羽は「あなたの半分とわたしの半分とがひとつになった」から「何も」「奪われてはいない」というのね。
2014-05-26 00:22:28

その時何故か、不老不死の呂布の姿が浮かんで。人間は不完全な存在だけれど、半分ずつが合わせって生きていければ満月になれるんだなとか思ったらまた泣けてきた。
2014-05-26 00:22:37

これから関羽や猫族の皆と過ごす中で、どんどん「わがまま」「欲張り」になればいいよ！それを受け止めるのもまた、幸せなんだから。
2014-05-26 00:22:47

6周目：劉備ルート

劉備（子ども）はどの√でもとても可愛い。可愛い、はず、なんだけども、…実は私は、劉備にはずっと得体のしれない怖さを感じてて。仮に見た目の通りの年齢の幼児だとしても、明らかに思考回路が不自然だと思った。
2014-05-27 17:12:19

2次元の幼児キャラが不自然なのは珍しくないことなんだけど、張飛の幼児回想シーンがあれだけ子どもとして自然な姿だったことを思うと、これは「優しくて純真な性格」では済まされない何かがあるんじゃないか、と。　　
2014-05-27 17:12:25

そうしたらやはり！呪いを抑え込んでいるがゆえに精神・身体・知能すべて幼く、夢かうつつかよくわからないような状態だと。これでやっとこの不自然さの正体が明らかになって、劉備というキャラがすとんと腑に落ちた気がした。
2014-05-27 17:12:30

子どもだって「きれい」じゃない部分はたくさんある。「……関羽がきれいなの、ぼくだって知ってるもん」と嫉妬することもあるし、自分の大好きなお姉さんを口説くお兄さんを思わずひっかいちゃってもおかしくないと思うんだ。（しかしあのモードだと痛そうなので趙雲お大事に…）
2014-05-27 17:12:47

そういう黒い感情がない、上澄みみたいな状態の子ども劉備を不自然だと思うのは当然のことだったんだよね。劉備が戦乱の中で傷つく関羽を見て、成長したい、そして強くありたい、守りたいと思うことは当然で、「やっと君を守れる力を手に入れたのに君は僕にまた無力な子供に戻れと言うの…？」には胸が締め付けられた。それに対する関羽はおそらく恐怖と動揺から「お願いだから元に戻って！」って言ってしまって。わかるんだけども……辛い、辛すぎる。
2014-05-27 17:14:08

劉備一人が「みんなの犠牲」になって「無力な子供」であり続けるのか、それとも呪いごと力を得るのか、ずっと葛藤してたんだよね。呂布の言葉がまた正論すぎて辛い。
2014-05-27 17:14:14

ラスト、どんな劉備でも関羽は愛してくれてたと気づいたから、再び呪いを自分の身に封じようと思えたんだよね。普段の子供劉備が子どもの綺麗な部分なら、BADは子どもの悪い部分だなと思えた。袁紹や曹操が大人の闇なら、劉備は子供の闇だと思う。
2014-05-27 17:14:24

欲しいものを手に入れたら後は何でもいいという駄々っ子と、共依存に陥る関羽。呪いだけでなく、劉備という一個人の黒い部分もまた抑圧されてきた反動が出たんだなあと。大人・子ども（白）だけじゃなく、大人・子ども（黒）劉備の方も否定してはいけなかったんだなあと思うと苦しい。
2014-05-27 17:14:50

ラストの追いかけっこのシーン、同じセリフを子ども・大人両方で言ってくれたのは救いだったなあ。呪いがどういう条件で弱まったり中和されたりするのかは正直よく判らなかったんだけど（偃月が呪いを弱める仕組み等）、どの劉備も劉備なんだと関羽とともに受け止めていける気がして。
2014-05-27 17:15:52

個人的に十三支ヤンデレ格付けは　袁紹（不利な状況なのに精神面から攻めた）＞劉備（関係的に有利だから力任せでもどうにかなった）＞＞＞＞＞＞＞＞＞曹操（病みきれない）　かな。曹操様ばかりをヤンデレ担当扱いするのは可哀相だと思うの…！
2014-05-27 17:16:08

そういえば、なぜ蔑称である「十三支」がタイトルになっているんだろう？　だからといって「猫族演義～偃月三国伝～」がいいかというとそれもまた微妙なんだけどｗ　選んでいない選択肢の話のどこかに出てきたのかなあ。

プレイ中の実況・雑談ツイート

何度も言ってるけど、私「すごーく強い主人公が、さらに強い攻略対象に圧倒される」ってシチュエーションが大好きなんだよ！！！！！！！！あの対決シーンを見て以来、一番気になっているのが曹操様だよ！(`･ω･´)あまり理解されない萌えツボであることは理解している！
2014-05-01 01:32:05

無印だと全員戦う人だけど、きっと2で攻略できる諸葛亮は手が柔らかい側の人だ！ふれあいがどう描かれるか楽しみだなあ
2014-05-06 02:31:36

噂の馬超さんはもしかしてここ（桃園特別√）でしか出てこないの！？もったいない！！
2014-05-06 02:34:28

曹操√呂布戦。こうして考えると、獣化の威力は本当に桁外れだったってわかるね…それはとてつもない誘惑だっただろうに、張飛（自√での）は本当に頑張ったよ！
2014-05-11 02:07:06

趙雲がすっかり猫族のお兄ちゃんになってる姿に・ﾟ・(つД｀)・ﾟよかったなああ　自√じゃなくても皆しあわせになってほしい
2014-05-11 02:36:12

夏候惇√BEST見られたー！うわあああ良かった！(*´∀｀*)曹操様、この√だけは関羽を自分のものにって思ってないどころかすごく良い理解者なのね！
相変わらず眠れなくて明け方うろうろしてるところに、関羽の部屋から出てきた夏候惇を見た時の気持ちを思うとｗｗｗ
2014-05-19 23:55:02

今やってる　#十三支 （無印）で一番好きなキスシーンは、夏候惇√の「す、隙ありよ！ 攻め込まれてばかりじゃいられないわ」のところ(( ≧ܫ≦)) 照れながら頑張って攻めようとする関羽可愛い！
2014-05-23 23:36:07