7月12日(金)日記 コスモドリア
今日は昼から外出。外に出ると、雨が降っていた。いつもどおり暑いだろうと思って半袖のワンピース一枚で外に出たけど、けっこう肌寒かった。でも戻って着替えるのもめんどうなので、そのまま目的地へ向かうためにバス停へ歩く。
バスの到着予定時刻まで、あと5分。今日の雨はなんだか、高原に降る雨みたいだなと思っていた。肌寒い空気にサラサラとしっとりと降る雨。こういう雨はそんなに嫌じゃない。
5分後に来るはずのバスが来ない。時刻表を確認しても、到着予定時刻は間違っていないらしい。雨が降っているから、遅れているのかな。そう思ってもう少し待ってみるが、それから5分、さらに5分経ってもバスが来ない。
目的地には、待ち合わせの15分前に到着する予定だった。でもこの時点で、わりとギリギリの到着になることが確定した。それでも今から別のルートを選ぶわけにもいかず、タクシーに乗るには少し遠いので、しかたなく待つことにした。
それでもバスが来ない。結局バスが来たのは、到着予定時刻を15分ほど過ぎたころだった。待ち合わせの15分前に着く予定だったわけだから、到着するのは待ち合わせ時間ちょうどになってしまう。
それにこれほど遅れたバスだから、ここからの道のりもどんどん遅れることになるだろうと思った。ソワソワしながらバスに乗っていると、次の、次くらいのバス停で乗ってきた女性が「30分も待ったわよ」と言っているのが聞こえた。
え、30分? じゃあ、私が待っていたバスの、前のバスも来ていなかったってこと? 私が乗ったのは何分着予定のバスだったんだ?
そんなことを思いながら、引き続きソワソワ。なんだか運転士もいらだっているようだった。次のバス停で乗ってきた人の運賃が足らず、呼び止めた時の語気が強かった。その乗客は支払って席に着いたものの「気分悪いな」と小さく怒鳴っていた。みんないらだっているようだ。余計にソワソワする。
「ずいぶん待った」と言いながら乗ってくる人は、とにかく多かった。そんな「ずいぶん待った」人たちを乗せながらバスは走る。結局、私が目的地に到着したのは、待ち合わせ時間の10分後だった。
謝りながら席に着く。その場所は、ロイヤルホスト。この日の予定は、私が少し前に書いたロイヤルホストの思い出を読んで、ロイヤルホストに行きたくなったという友人からの誘いだった。
私は、次にロイヤルホストに行ったら食べたいものがあった。それはコスモドリア。
友人から「栗が入ってるんだよ」と言われ、そんなもの食べないわけにはいかないなと思い、次回は絶対に食べようと決めていた。だって、ドリアに栗が入ってるんだから。
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