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7月29日(月)日記 親戚のような友達

親戚のような友人たちがいる。

私の中で「親戚」というのは、季節の変わり目など何かしらの節目らしきタイミングに集まって、普段は意識的に連絡を取ったり会ったりするわけじゃないけど、なんとなくいつも身近に感じるような存在。そんな集まりでいようと約束をしたわけじゃないけど、その場を大切にしたいという人たちの意識と行動によって、成立している。そういう、友人たちがいる。

先週の金曜日にそんな友人たちと、とあるお祝いというか、暑気払いとして、友人の家に集まった。つい最近会った人もいれば、数年ぶりに会った人もいた。でも別に、その期間を埋めるような会話もほとんどなく、毎日集まっているかのような感覚で本当になんでもない話ばかりした。会話というのは、なんでもないものほど純粋に楽しい記憶として残る。

振り返ってみると、20代の頃にもそういう友人たちがいた。みんな私よりも10歳前後年上の人たちで、親戚の集まりにいるお兄さんやお姉さんのような存在だった。

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