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8月5日(月)日記 宇多田ヒカル

日曜日、宇多田ヒカルのライブへ行った。「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」の東京公演。私が行ったのは「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の埼玉公演、2018年12月以来なので、5年半ちょっとぶりだった。

まだ公演は残っているので、セットリストなど詳細のネタバレはしないでおくけれど、個人的には前回のツアーよりもアットホームな雰囲気を感じるものだったと思う。

直近リリースされたベストアルバムのタイトルを冠した、活動25周年を総括するようなツアーで、セットリストの曲順や曲選びにもそういった流れが感じられる箇所がいくつかあり、アルバムに収録されたいくつかの新たなアレンジを楽しみつつも、一緒に活動を振り返っていくような感覚があった。

宇多田ヒカルの曲を聴くと、それに紐づいた当時の思い出が蘇ってくる。ファーストアルバム「First Love」を母が買ってきて、車で流していたことを思い出す。繰り返し再生されていた曲たちは小学生の私の記憶として刷り込まれているため、曲を聴くたびに当時のことをぼんやりと思い出す。

タイアップ曲を聴けば、当時のドラマや映画、CMなどのことを思い出すし、それらに触れていた当時の学校生活や仕事、暮らしの記憶も呼び起こされる。宇多田ヒカルの曲を振り返るというのは、自分の人生のこの25年のことを振り返ることにもなる。

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