見出し画像

ヴィンクロ・ジ・ラチーノ第8回シンポジウム「多様性を豊かさに ― 移民二世の可能性と未来 ―」

ヴィンクロ・ジ・ラチーノは、京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科の学生を中心に結成されたグループで、在日外国人の子どもたちの社会進出を支援したり、そのような子どもたちが直面している状況を学生や一般の人々に知ってもらったりする活動を行っています。 

今回の第8回のシンポジウムでは、移民二世の可能性と未来について、次のような視点から探っていきます。 

基調講演は、ブラジルの日本人移民の歴史を研究しておられるフェリッペ・モッタ先生に、ブラジルの主として日本人移民2世がブラジルにおいて直面した問題や社会統合の過程について語っていただきます。 

報告では、日本人学生より、外国人の子どもたちが直面する母語、日本語の問題に小学校で導入される英語教育がどのような影響を及ぼすかについての考察と、日系ブラジル人で、愛知県と滋賀県で積極的に社会活動を行っている学生から、それぞれ問題提議をしてもらいます。 

パネルディスカッションでは、ブラジルにおける外国人移民の子孫の社会統合の経験と、日本における外国人の子どもたちの現状を比較しながら、在日外国人の子どもたちが、今後、どのようにすればその能力を十分に発揮し日本社会に豊かな多様性を醸成できるかを議論します。


日時

2022年1月27日(木) 12:50‐15:00 

場所

京都外国語大学 4号館 5階 R452 

 *学外の学生・一般の方はZOOMでの視聴になります。
↓末尾の申し込みフォームよりお申し込みください。

予定

第一部 

12:50 開会 
12:55 ヴィンクロ・ジ・ラチーノの活動の紹介 
今榮拓也(京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科4年次生) 
13:05 基調講演 
「ブラジルにおける移民二世の社会統合の経験—日本人移民の事例を中心に—」 
フェリッペ・モッタ(京都外国語大学ラテンアメリカ研究所客員研究員・非常勤講師) 
13:35 休憩 ヴィンクロ・ジ・ラチーノ シンポジウム企画書 

第二部 

13:45 学生による発表 
①「移民二世が直面する言語の問題と小学生の英語の必修化について」 
市川千紗(京都外国語大学ブラジルポルトガル学科4年次生) 
②「愛知県におけるブラジルルーツの子どもたちの現状—学校教育とアイデンティティについて—」 
松崎かおり(南山大学外国語学部フランス学科4年次生) 
③「日本育ちのブラジル人」 
コジマ ナオミ(京都外国語大学グローバルスタディ学科4年次生) 

第三部 

14:30 パネルディスカッション「多様性を豊かさに―移民二世の可能性と未来―」 
15:00 閉会 


連絡先

ヴィンクロ・ジ・ラチーノ代表代理
市川千紗 E-mail: 18uh0006@kufs.ac.jp

主催 ヴィンクロ・ジ・ラチーノ 
協力 京都ラテンアメリカ文化協会