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太陽光発電を増やすと停電が増えるってほんと?電気の品質って何?

このニュース見てやっぱりって思った。

上の記事の中身を簡単に言えば

電力会社が管理している送電網にたくさんの再生可能エネルギー字発電が接続しまくると、電力供給が需要を超え、停電が起こったり発電設備が故障したりする。

単純に再生可能エネルギーを増やすだけではクリーンな電力を提供し続けることはできない。

この記事に詳しく書いてあるけど、需要と供給を常に同じにしておかなければならないという原則があるんですね。
これまでは需要に合わせて発電会社が供給量を調整していたんですが、そこに気候(日光や風)によって左右される電力がジャンジャン流れてくると、制御がしにくいということです。

結局、再生可能エネルギーを増やすためにはこの安定性を保つ必要があるので、考えられることは蓄電池を併用して、供給を需要が上回るときは余った電力を蓄電池に貯める。そして下回った時には蓄電池から電気を放電して賄うという感じ。

ところが蓄電池はスマホのバッテリーと同じでどんどん自然放電してしまうのでずっと貯めておくことはできないんですね。なので、長い時間貯めて置いたり長い距離を運搬できる水素に再生可能エネルギーを変換して貯蔵しておくという方法が考えられます。ただまだ水素に変換するとエネルギー効率が悪いので課題はあります。

まあ結局何が言いたいかというと、再生可能エネルギーをジャンジャン増やすためには同時に短期で電気を貯める蓄電池システムと、長期で電気を貯めたり移動させたりできる水素システムを同時に広めていくことが大事なんだろうなー。


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