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FINAL FANTASY X-2 HD Remasterクリアくだまき

大昔にFINAL FANTASY X-2(以下FF10-2)をプレイしたとき大きなショックを受けました。

FF10の頃のユウナ
FF10-2のユウナ

何か顔ちがくなーい???
FF10の頃のユウナ、めっちゃ好きなんですがFF10-2のユウナって何か微妙に好みじゃないんです。おそらく目の描画だと思うんですが、FF10-2の目の描画(特にユウナが顕著)ってタレ目が強すぎるんですよね。あと常に瞳が小さいのでちょっと怖いんですよ。

と、まぁそんなこともあって、何やかんやプレイしていた無印のFF10-2は途中で挫折してしまい、その後出たFF10-2ILM(インターナショナル+ラストミッション)をクリアしたという経緯があります。

時は流れて社会人になったころ、仕事の都合で娯楽が何もない会社寮でしばらく過ごす事になった際、FF10HDをPSVitaでプレイしプラチナトロフィーを取得するまでプレイしたのでした。雷200回避けはゲボ吐くかと思いました。
それからしばらくたち、同じくVitaでFF10-2HDをプレイ。後述しますがその時も1周目からガッツリ攻略サイトを見ながらプレイしていました。
が、なぜか早々にフラグを立て忘れた(もしくはサイトが間違ってたか・・・)ようで攻略サイトのコンプリート率と画面上のコンプリート率が一致しないじゃありませんか。
もう心はバッキバキに折れてしまい、そっとゲームを終了今回はそのリベンジのために再びコントローラを握ったという経緯があります。

なんと9年近く前の話。


※以下ネタバレを含みます。

評価(本編)

ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
戦闘:★★★★☆
システム:★★★★☆
難易度:★★★★★

ストーリー

前作から考えると割とやっぱり蛇足感があります。
とはいえ、「FF10の後の世界」というのはよく表現できている気がします。混乱混乱、大混乱な世界ですが1000年信じられてきた常識が覆っちゃったらそりゃーねっていう感じです。
で、シューインって結局何だったの?
ラストダンジョンでボケーッと待ってるけどヴェグナガンが敵意を感じると逃げるって設定は何だったの?
ヴェグナガンはなんでピアノを弾けないと操縦できないの?

まぁでも最終的にティーダが復活するのは良いよね。。。
彼らには幸せになってほしいもんです。
え、2.5?私は読んでないので知りません。

キャラクター

全員キャラが立っていてGOOD。
ただし、パインのキャラというかバックボーンというか、この辺が何故かサブイベントで消化されるので細部までちゃんとプレイしないと「何か前から一緒にいるっぽい雰囲気出してるけどこの人何なの?」という、参加する飲み会を間違えたのにその場のノリで最後まで居座り続ける剛の者のような感じになってしまいます。

それでいうとギヌバもパインとセットみたいなところがあるので似たような感じでしょうか。結局何があって何がしたくて、というのがわからないんですよね。

あとアニキがキツイ。見るに堪えない。

戦闘

元々がPS2のソフトなのでそのへんのハードスペック的な問題があってせっかくのシステムを活かしきれていない感じが見え隠れするので★4つにしていますが、割とマジでFFシリーズ最高の戦闘システムなんじゃないかと思っています。
まぁ完全にリアルタイムに3キャラ操作する感じになったらちょっと忙しすぎるのか?という気もするのでもしかしたらいい塩梅なのかもしれませんけど。

システム

まともにジョブチェンジシステム(≒ドレスチェンジシステム)があるFFをやったのが、この10-2が(当時)初めてだったのでかなり楽しくやれました。
戦闘中でもドレスを変えられるとか、でも何にでも変えられるんじゃなくてリザルトプレートという制約があるとか、前述の戦闘と併せて高い完成度だと思います。
強いて言えばドレスごとのアビリティ数が同じ+リザルトプレートの特徴づけのせいで魔法使い系ドレスが全体的に不遇になってしまっているのが微妙なところ。
あとは、キャラごとにアビリティの異なるドレスがきぐるみ士とお祭り士以外にもあればもっとよかったと思います。

難易度

ただクリアするだけならさほどでもないんですが、エピソードコンプリート率100%を目指したりティーダ復活エンディングを見ようとすると尋常じゃない難易度です。
今回は流石に何周もプレイするつもりはなかったですし、もともとクリア済みなので最初からガッツリ攻略サイトを見てプレイしましたが「何このフラグ管理!?」「アレがここに影響すんの!?」「え、今なんのためにこんなことやってんの!?儀式!?」と混乱しきりでした。

ちなみに今回お世話になったのはコチラのサイトでした。
おかげで無事に1周で100%&ティーダ復活を見ることが出来ました。感謝。

評価(ラストミッション)

ストーリー:★★☆☆☆
システム:★★☆☆☆
難易度:★★★★☆

ストーリー

FF10や10-2本編と比べたら些細ないざこざレベルです。
本編の「その後」という意味で見たら「こういうこともあるよね、そりゃ」という感じです。
世界の危機とか、魔王の復活とか、そういう大した話ではありませんがユリパの3人が久しぶりに集まってまた歩みだすきっかけを覗き見させてもらってると思えばそう悪くはありません。

システム

えっと、スクエニさんって不思議なダンジョンシリーズ作ったことありますよね?と問いかけたくなるくらいのクオリティ。
めちゃくちゃ操作性やテンポやゲームバランスが悪いです。
当時よくこれクリア出来たな・・・?

難易度

正直こちらも攻略情報なしでクリアするのは至難の業だと思います。
なんせバランスが悪い(大事なことなのでry)
まずアイテムの持てる数が20個しか無いのは明らかに足りない。
だってドレスだけで16個あるんだぞ・・・!?
ドレスのレベル上げるにもアイテム合成の本が必要だし、アクセサリを2つ装備出来るけどそんなの装備する鞄の空きがない。

加えて言えば、状態異常がかなり厳しいので特定のフロアで特定の対策を組んでおかないとクリアどころじゃないです。前情報必須。
私はラスボス戦前に混乱対策に必要なドレスフィアをうっかり異界送り(違)してしまい死ぬほど苦労しました。

まとめ

全体的に賛否両論あるのは当然だよな、という仕上がりなんですが最終的に(特定ED限定で)ティーダとユウナに救いがあったり、戦闘システムなど光るものもあるなという作品。
ユウナとパインには明確な解答が用意されているんですが、リュックにそういったものが無い(まぁラストミッションでその辺りは少し掘り下げられるますが)のはちょっと勿体ないなと思うところ。
まぁリュック自体がユウナを連れ出した時点で今作では若干役目を終えてる感があるので仕方ないのですが・・・

余談ですが、ラストミッションをやりながらこちらのRTA動画を見ていまして、通常エンディングでもティーダ復活エンディングでもないエンディング(バッドエンドらしい?)は初めて見たんですがこれ正史じゃね・・・?ってくらい良いエンディングでびっくりしました。

更に余談。
冒頭でFF10-2のユウナの顔があんまり好きじゃない、みたいな話を書きましたが逆にリュックはFF10-2のモデリングがめっちゃ好きです。KAWAII。

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