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【ドローン屋内練習01】:mini3proグラグラ現象

トイドローン無き今、自宅で練習するにはmini 3 proを使うしかない。
屋内はGPSを拾わないので実質OFFだが、風がないためONとの違いはほとんど感じない。


◾️自宅の廊下・階段で目視外飛行

以前「山林撮影」の仕事をした後、どんな練習が効果的なのか考えていた。
狭い場所をスイスイと目視外飛行するには、クルマの「車幅感覚」のようなものを、モニターを見るだけで感じる必要があると考えた。

ということで練習場所は自宅。あえて狭い場所で目視外飛行をやりたい。

出番のなかった純正プロペラガードだが、使うならここだろう。完全ガードし、大容量バッテリーを装着。

mini3pro + 純正プロペラガード + 大容量バッテリー

この組み合わせは飛行申請に通らないが、屋内なら問題ない。(詳細は以前の記事↓)

廊下と階段の幅はともに約90cm。純正プロペラガードを付けたドローンの全幅は約40cm。両側に25cmの空間がある。いけるか。

難易度の確認のため目視内飛行でテスト。
ところが部屋で離陸するやいなや、ひんぱんに機体が小刻みに震える。
(音あり33秒)

もう1台のmini 3 proでも試したが症状は同じ。ということは、機体の故障ではない。ここでのGPS受信数は常に0。一体何が起きている?

目視ですらこの状態なので、やりたかった目視外飛行は断念。

そういえば、自宅周辺は電波障害地区だ。意識したことがないので、すっかり忘れていた。しかし家でのmini3飛行はこれが初めてではなく、トイドローンでもこの現象が起きたことは無い。

翌日、同じ場所でテスト。するとグラつきはあるが昨日ほどではない。webでも調べたが、この現象を解説しているサイトは見つからず。

考えてもわからないので「突風と同じ」と割り切って、自宅内ではこういうこともある、と強引に自分に言い聞かせる。それでも廊下・階段の目視外飛行はやめておこう。

仕事で屋内を撮影する場合は、事前にテストが必要と感じる。場合によっては屋内用ドローンを借りることになるかもしれない。
以前、会社が外部に依頼して工場内を撮影したことがあったが、その時は屋内用ドローンを飛ばしていたらしい。

2024.4.11追記:しばらく様子を見ていたが、この機体だけ、症状が顕著に現れる。ケアリフレッシュが残ってるので、修理に出すか、交換するか・・・。


◾️目視外飛行について

目視外飛行は2種類あると思っている。
・視線をずらせばいつでも機体を目視できる状態
・機体が物陰もしくは遠方にあり、目視不可能な状態

僕の今までの目視外飛行の多くは、機体とその周辺を「チラ見」できたため、モニターで確認することに慣れていない。

機体を見たくても見えない「目視不可能な状態」は、モニターだけが頼りなので恐怖のランクが上がると思うが、たとえ機体を見える位置に補助者がいたとしても、モニターだけで周囲の安全を確認し飛行することに慣れておく必要がある感じている。

誤解のないように書いておくが、決してスリルを求めているわけではない。実際に仕事でそういう状況に置かれ、技術が足りなくて断念したため、それを克服したいだけ。またいつか林の中を飛ばすことが無いとも言い切れない。

階段の高低差も、目視外のいい練習になると思っていたので残念。
山ではまっすぐ進むといきなり地面が目の前に現れ、高さの感覚が狂う。平地の飛ばし方とは違う「技術」が必要と感じている。

FPVのレースが克服の近道のようにも思うが、それはそれで新たな準備が必要なので、今の環境でできることをやろう。別の方法を考えねば。

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