マガジンのカバー画像

会社にドローンがやってきた(全24話)

24
ひょんなことから会社で購入したドローンが、誰一人予備知識の無い中、仕事で飛ばせるようになるまでの奮闘記をまとめています。 話が順を追って進んでいくため、はじめてお越しの方は最初… もっと読む
運営しているクリエイター

#DIPS

【会社にドローンがやってきた:04】天国から地獄へ

2022年11月上旬 「機体登録」とはクルマのナンバープレートのようなもの。これは説明書や電源よりも前にやるべきなのでは?と思いはじめ、優先順位を変更する。 その後、この機体の初期設定について解説しているYouTubeを発見し視聴すると、目の前に次々とハードルが現れる。 なんだこれは・・・。 あまりの手続きの多さに愕然とする。クルマに例えるなら、今は免許なしで新車を買った状態に近い。ナンバー取得、車庫証明、自賠責保険、任意保険、そして免許。公道を走る前にやるべきことが色

【会社にドローンがやってきた:05】情報収集中のサプライズ

2022年11月中旬 機体を登録するには、順を追っていかねばならない。おそらく登録の段階までに新しい情報も出てくるだろう。 ということで、飛ばすには多くの準備が必要だということを会社から理解を得た上で、機体登録以外の情報も広く収集していく。 ▪️必要な備品の選定: 実務で使用するためには、映像を記憶するSDカードや充電器が不可欠。そう、機体に充電器は付属していない。不親切と思う半面、国によって規格が異なるコンセント形状にいちいち合わせなくても良いので、合理的とも言える。SD

【会社にドローンがやってきた:06】機体登録アゲイン

2022年11月下旬 「2台目のドローンを購入した」 え?2台目? 親会社からの報告で、同じ機体をもう一台買ったとのこと。その経緯は一兵卒の僕が知る由もないが、配属先はどこの事務所なんだろう。 会社名義での機体登録は、所有者(親会社)のほかに、機体と操縦者を管理する「使用者」の記入が必要となる。そのため配属先は予め決めておかなくてはならない。 グループ会社内に、ドローンに興味を持つスタッフが情報共有するweb掲示板があり、そこでも協議したが、現時点で業務でドローンを使用

【会社にドローンがやってきた:07】室内練習&次なる課題

2022年12月上旬 さあ、飛ばすぞ。 しかしその前に送信機のモードを決めねば。以下、ざっくり違いを解説。 ▪️モード1: 日本国内のラジコンヘリコプター等は、このモードが標準。そのため国内では主流という意見も。 ▪️モード2: 海外ではこちらが主流。 もちろん迷ったが、モード2を選択。海外で主流ということは、人間工学的にこっちほうが良いのでは?と勝手に想像。 同じ機体を交代で使用する場面でモード1と2の人が混在していたとしても、切り替えは送信機で一瞬でできるため