安定を求めること



この世の中は諸行無常、同じ形でい続けることはできません。しかし人間は企業に就職して将来を安定させたい、夢を叶えてお金がたくさん稼ぎたいなどと安定を目指していくのです。
しかしある程度到達した時には新たな悩みが出てきてまた考える事になります。そこでまた悩み、そしてまた安定を目指すのです。

僕は目標は必要だけれども安定は目指しておりません、何か起こったことは過程であって命終わるまでずっと不安定な存在であり、それを受け入れることが安心につながると思っております。

過去の成功、未来への期待、現在の継続に執着(しゅうじゃく)することは悩みを生みます。
今起こった事をそのまま受け入れて、当たり前と思っている観念を解放して、不安定のまま生きていける自分を作り、肯定していくことが大事だと思います。

不安定のまま生きていく。これは非常に難しいことだと思います、完全に物事の執着を離れることを悟りと言いますが、私はそこまでは求めていません。ただ一喜一憂してしまう自分を認めて客観的に自分を見られることが大事なことなのだと思います。

ぶれてしまった時に落ち着きしっかり足元を見る事ができる自分になりましょう。
そもそも人間の心は不安定、それを上手くコントロールするための安心が必要になるのです。

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