その時

私は幼い頃より、死だけが救済だと思って生きてきました。
いつだって私はひとりです。
人間はみんなひとりです。
夜は孤独がその輪郭を鮮明にさせます。

ここにこうして文章を書くことは、私にとって死なないための作業なのです。

早く、その時が来ることを願い続けています。
そっと、この苦しみや悲しみが終わるその時を。

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