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私なりの家計簿の付け方①

 家計簿を付けようと思ったのは、大学に入ってから。けれども、ずぼらな性格で長続きはしなかった。そんな私が社会人になって、現在続いている家計簿の付け方――というよりも、お金の記録の付け方をまとめていきたいと思う。

 そして、今回は試行錯誤の結果見えてきたものを書いていこうと思う。
 試行錯誤についてはエピソード・ゼロということでいつか書きたいと思う。

「書かなくてもいい/書けなくてもいい」を許す

「定期的に記録を残そう」
「細かいことまで記録を残そう」
「レシートとか色々なお金の記録をまとめよう」

 以上の言葉は、大学時代から未だに私にかかっている呪いの言葉だ(笑)

 本当はレシートの記録を細かく記録して、把握して、無駄をなくして、貯金を沢山して……みたいなことを目指していたけど、無理だった。

 社会人になり、お金が入るようにはなったが、出費も大きい。これはどうにかしたいとお金の記録を付けることにした。しかし、やはり続かない。
 続かない理由を考えたとき、上記の呪いの言葉が自分を縛り付けていることにようやく気づけた。
 自身を縛りつけ、家計簿を付けることのストレスとなっていたのだ。

 そこで、自分はひとまず「記録を残す」ということだけできればいい、ということにした。最初は、「給与の手取り金額を手帳に書く」だった。けれど、一方で小さな縛りをつける。それは「毎月行うこと」けれど、それもできないならできないで、OKと自分を許すのだ。

 ストレスのないところから初め、給与日前後にクレジットなどの引落があるので、それも記録するようになった。引落では大体決まったお金が出て行くので、その中で生活しなければならない。最低限必要なお金を確保して……なんてやっていくうちに、記録を残すこと自体へのストレスはなくなっていった。

 それでも時々自分を縛ってくる呪いを「書かなくてもいい/書けなくてもいい」と呟いて、解くのだ。

決まった項目だけ把握する

 家計簿を付けることで度々発生していたのは「お金を使ったことを自覚するストレス」だった。
 記録が残れば、毎月赤字だとか、先月よりも多く使ってるだとか色々と見えてくる。節約しようと思っても「お金を使わない」という制約がどうにもストレスで、結局爆買いするというオチである。全くもって意味がない。

 試行錯誤の末に、私は細かい項目まで把握することを諦めた。

 支出:家賃、スマホ代、保険料、現金積立、自動積立、クレジット支払
 入金:給与、その他

 上記が管理している項目だ。もう少し詳しく分けていたりもするが、大体こんなものだ。保険料は二つ入っているので、それぞれに分けてるとか、現金積立は目的ごとに分けてるとかそんなところだ。

 これは次の記事に書くつもりでもあるが、私はお金管理をノートとマネーフォワードというアプリで管理している。そこには手持ち金という項目も付けて、現金も記録は残しているが把握はしない。

 いつもやきもきしているのは、クレジット支払のみで、月末支払えるように調整することに神経を注ぐが、あとは記録したら、しっ放しである。

①のまとめ

・「書かなくてもいい/書けなくてもいい」を許す
・決まった項目だけ把握する

「ズボラな人間故、難しいことは分からぬ」というふんぞり返って生きていてもいいと思う。

 難しいことはできないので、簡単なところから。それこそ、入ったお金を手帳に書くとかそういうところから。それすらも出来ない自分を責めずに「給与の入金を確認した、えらい!」というところからでもいいと思う。

 小さいことを積み重ねていって、そうして、ちゃんとお金のことも分かるようになって、身の丈に合った生活を充実させたいと思う。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 次回は、使用しているツールと毎月のルーティンを紹介できればと思います。

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