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2021年カレンダー完成しました!

2021年のカレンダーのオーダー受付をスタートしています。


今年は、去年に引き続き「いろだまカレンダー」と、そして、新作の「花鳥風月カレンダー」を作りました。


いろだまカレンダーは、2021年の気学、干支の流れと各月の和風名月(睦月、如月とか)を『色』の玉にし、それをカレンダーのデザインに落とし込みました。

「見てるだけで、元気になる!」「色からのエネルギーがすごい!」「お部屋がパワースポットみたいになった!」「毎月めくるのが楽しみ!」と今年も大好評だった、いろだまカレンダーの2021年バージョンです。

お部屋をパッと明るくするようなデザインになっています。

そして、今年は、もう1つ、作成!

先月、ふらりと1人金沢旅行に行ってきたんですが、そこで、美術品や日本画を見て周り、そこから得たインスピレーションを元に、作りました。


その名も、花鳥風月カレンダー。


こちらは、日本の四季や気候の変化の中生きる、動植物を色にしています。

今年の11月に気象庁が動植物の観測を9割ほど廃止するというニュースを見て。ウグイスの初鳴きや、桜の開花などで、季節や四季の変化を測っていたものが、生態環境の変化によってそれが難しくなったことが理由らしいです。

「そういえば、最近は、セミが夜も泣くよなー」とか、「ウグイスの鳴き声、聞かなくなったよなー」とか思うことはあっても、特に気にしたこともなかったのですが。

でも、そうやって、知らず知らずのうちに、同じ地球で生きている生命が失われていったり、目に付かなくなっていったり、人間が日々見過ごしてる小さいことって、たくさんあるんだろうなー、と。私たちは、どうしても、「自分、自分」と人間第一で物事を考えたくなってしまうけど、空を見上げたり、風を感じたり、花の綺麗さに目を奪われたり、、そうやって、自然や生物から、日々、たくさんのエネルギーをもらってるじゃないか、と。


金沢に行った時に、兼六園で、ものすごーく大きなカメラを構えたおじさま軍団がいて。「何を撮ってるんですか?」と聞いたら、「カワセミだよ」と教えてくれて、レンズの中に映る、オレンジと青色の綺麗な色をした、カワセミを見せてくれたのです。

多分、ものすごーーーく遠くにいて、カワセミ自体もとても小さいのだと思うのですが、肉眼では目にできない、その鳥が生きている瞬間を、一生懸命目で追い、写真に収め、そして、それを眺めて子供のように喜んでいる、その姿を見て、「なんか、こういうのって、いいなー」と思ったのです。

そうやって、日々共に生き、そして、私たち人間が壊してきたであろうその生態系の中で、力強く、そして、変化の中しなやかに生きる、その月々の動植物を水彩画にして描き、カレンダーにしました。

1月はウメ、2月はツバメ 、3月はウグイス、、などなど、各月のカレンダーから、様々な生命を見つけることができるかもしれません。

いろだまカレンダーも、花鳥風月カレンダーも、見ているだけで、感性や抽象的視野が養われる、そして、季節を感じ取れる、そんなカレンダーです。

ちなみに、私は、カレンダーはほぼ見ないのですが、インテリアとして、部屋に飾ってます笑。めくる度に、「あ、季節が変わるんだな」と『時間の流れ』を感じることができます。


よく、「あさみさんの作るもの、出す企画は、美術でもあり道徳でもある、生物でもあるし、国語でもある」というようなことを言ってもらうことがあります。

「何かを感じ取る力」というのは、何の教科、何のジャンルにおいても、汎用可能ですし、これから更なる変化が起こっていく時代の中で、大事なのは、「自分の目で物事の背景や真実を読み取り、自分の頭で解を出し、自分の足で行動に移していくこと」だと思います。

そのきっかけとなる、事物の背景や奥行きを感じ取れる「感性」と、そして、現実世界で実行に移せる「知性」が身につくようなカレンダーであれば良いなーと思います。



そして、何よりも、

「かわいい!!!」

「かわいすぎる!!!」ので。


たくさんの元気と、喜びと、ワクワクを、「色」から感じ取ってもらえれば嬉しいです^^



今年は、12月20日(日)オーダー締め切り、20日以降の発送になります。それ以降のオーダーは受付ませんので、お早めにご購入いただければと思います。

オーダーは、BASEからお願いします↓

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