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枠から飛び出せ 2021.03.08

今日も、一日中事務仕事の日。そう決めて、朝から取り組んできた。

午前中、あっという間に時間が過ぎる。まずまず集中できた。見込みを立てていた以上に作業に時間がかかる。いつもながら見込みが甘かった笑。どんなに頑張ってもあと3日はかかりそうだ。こればかりはしゃーないから、やるのみ。


午後。引き続きの事務仕事の合間に、子どもの学校や習い事や自分の用事や、その他業務関連で、各方面と連絡を取り合う。


そんな時。丁度、他の電話に対応中に実家から着信があった。出られなかったので、通話が終わってすぐにかけ直した。きっと、あの用件に違いない。。

話し中でつながらない。きっと、いま、弟のところにも電話をかけているのだろう。。話し中と分かっていても、4回、5回とかけ直してしまう。


6回目にかけた時につながった。

やはり、そうだった。


長崎県に住む祖母が永眠した。母方の祖母。99歳の大往生だった。


彼女は10年くらい前から施設に入所していた。ワタシの両親は毎年夏に長崎に帰省し、祖母に会いに行っていた。

一昨年くらいからもう先が長くない…という状況だった。その時にはまだ、一連の感染症騒動もない頃だったので、祖母にその時が訪れたらワタシも長崎に行き、葬儀に参礼するつもりでいた。


 ワタシの中で、おばあちゃんの記憶は、彼女が63歳前後、の頃。ワタシが幼稚園か小学生低学年の頃か。当時新宿に住んでいたおばあちゃんが、たまに会う時にお土産に持ってきてくれるお菓子がしゃれていて好きだった。お人形で遊んでもらった記憶もある。



そして。

ここ1週間くらい前か。ふと、急に、「あれ、おばあちゃんどうしてるかな?」と思った日があった。後で聞くと、同じ頃に、弟も同じように感じた日があったそうだ。

きっと、長崎から逢いにきてくれたのかもしれないな。さよならを言いに寄ってくれたのかな。…そんな風に感じた。虫の知らせ、ってやつだ。


おばあちゃんのことがふと浮かんだ日の数日後。実家から電話があり。おばあちゃんの容体からすると、この数日がヤマだと、施設から連絡があったとのこと。そして、567の状況もあるので、その時がきても、子ども(ワタシと弟)は長崎に来なくていい、と。

高齢になってきた両親には、葬儀のあれこれの手配も、長崎への移動の手配も、移動自体も、なかなか大変なタスク。

来週半ばまではワタシ動けないんだよな…とも思いつつ。弟が両親に同行すると言ってくれているので、お任せすることにしよう。ありがとう、弟よ。


…そんなやり取りから数日経った今日。実家からの着信があった。きっとあのお知らせに違いない…。

6回目にかけた時につながった。やはり。。

(冒頭に戻る)




もう長いことずっと会っていない祖母。娘に、ママ淋しい?と聞かれた。うん、もちろん。やっぱり淋しいよ。


おばあちゃん。これからも変わらず離れていても、元気でやっていると報告するからね。宇宙から見守っていてね。いままでありがとうございました。ゆっくり休んでね。


そして。ワタシは、できるだけ機会をつくって、ワタシの両親や夫の両親に、孫の顔を見せたいと、改めて思った。


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同じ日の今日。

夫の、オーストリアの大親友のお母さんも、お亡くなりになったそうだ。その大親友の奥さんから電話がきた。

ワタシ達の両親と同じくらいの世代だろう。まだまだお若いのに…。と思ったが。70代、80代に近づく頃ならば、もう人生も終盤でもあり。



二度あることは三度あるって言うから、と夫。

あ、英語でもその概念(言い回し)あるんだ!とワタシはちょっと驚きつつ笑。親に電話をしておこう…と、オーストラリアの両親とビデオコール。変わらず元気そうでよかった。

義母(mum)から、祖母の死去へお悔やみの言葉をもらった時に、涙が溢れた。そう、ワタシも悲しかったんだな。 お悔みをありがとうございます。

そして。99年間、彼女なりに、人生をまっとうしたなぁと、つくづく思った。


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そう。生きているワタシ達も、いつか命が尽きて、いつかこの世を去る。それがいつやって来るのかは、誰にも分からない。肉体に終わりがくる日は、必ずみんなにやってくる。

だからこそ。生かされているいまを、精一杯に生きるのみ。


ワタシも、順当にいったとして、残りの時間は30年程か。もう本当にあっという間!!!!!笑

瞬きのような一瞬の人生。やりたいことを、いまやろう。

枠にはまっている暇はない。情熱を燃やして、濃く、生きるのみ。



そんな事を改めて思う、月曜日の夜。




生前、祖母がお世話になりました方々に、心よりお礼申し上げます。

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