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なぜプロジェクトは遅延してしまうのか?

どーも
遅延してるプロジェクトにスポットで参画した結果、特に遅延を取り戻すこともなく任務完了したえーすんです。

いやいや、スポットで入った意味!

って、ツッコまれそうですが…自分は悪くないから…というか、どうしようも出来なかったから…

(´;ω;`)

今回の件、簡単に説明すると、同じチームの人達がやってるシステム開発案件で遅延が発生していて、テストを実施して欲しいと依頼が回ってきて、テストだけ実施することになったわけです。

しかも、GW明けに…(おい、今日何日やねん!)
実際に着手出来たのは予定より遅れること1週間後…しかも、予定では2本実施するテストが1本はまだテスト出来る状態になっていない…1本目やってる間に出来るようになるから先に1本目をやっておいて欲しいと始まった先週だったのですが…

結論から言うと、1本目を終わらせたのが…なんと…金曜21時!
しかも、不合格のものもあるから正確には完了とは言えない!

気になる2本目は…まだテスト出来る状態じゃない!

……………おい!

当初、説明を受けたときは1日で終わるテスト2本だから~的な感じだったにも関わらず、1週間かけて1本しか終わってないやないかい!(しかも、再テストが必要)

一体、何故このような事態になってしまったのでしょうか…?

まずはテスト仕様書…

ざっくりこんな感じで書いてあった。
テスト番号10番くらいでプログラムを一部書き換える必要があると事前説明を受けていたので、そのプログラムを実行すればいいと思い、テスト1を実施したところ…データ1がデータベースに登録されない…

何度か試してみたが、やはり登録されない…

開発担当者に問い合わせてみた
「データが登録されない、自分が間違っているのかもしれないが、他の人がやった時はデータは登録されたのか?」

返ってきた内容が…
「プログラムに間違ってるところを見つけたので修正します。ちょっと待ってください」

「おいおいおい、待て待て待て…動作確認していないのか?」
思わず言ってしまいましたね…在宅なんで画面に向けた独り言でしかなかったですけど…

今回、依頼されたのが結合テスト(各機能が連動して動作するか確認するテスト)なので、少なくとも単体テスト(各機能が単体で動作するか確認するテスト)をクリアしてるはずなのに…いきなり?といった事態に…

この時点で気付くべきだったんですよねぇ…このプロジェクトはヤバいと…

その後、プログラムを直したと連絡が来たので、再度テストを実施…
だが、データは登録されない…

また問い合わせる
「また、データ登録されないんだけど…」
そんなはずはないと返ってくるが、登録出来てないものは出来てない…まだ、何か解決出来ていないと思って、こちらの認識が合っているか確認してみる…
すると…衝撃の事実が…

「実行するプログラムはコードを変更するプログラムじゃなくて、別のプログラムです」

いや、わかるかい!

そのプログラムの話、1回もしてないやないか!

つまり、こうでした

書いてないとわかるわけないやろ!
これのために1日無駄に終わります…

気を取り直してプログラムAを実行し、テスト再開したものの…

データ登録されてない…何故、データが登録されていない?
プログラムA実行したぞ?間違えたか?いや、そんなはずはない…5回はやり直している…

再度、問い合わせる
「プログラムA実行してもデータ登録されないんだけど…ちょっと打ち合わせしても良い?」

再び、認識合わせ…今回はオンラインで通話しながらきっちりやった
すると…

「事前にデータ登録しておく必要ありますね…」

????????
何を言ってるんだ????

つまり、こうでした

いや…だから…わかるわけないやろ!!
「所定のフォルダにデータを配置する&事前にデータベースに登録しておく」を「参照」と表現するやつどこにおんねん!

目の前におったわ!(言うてる場合か!)

こっちはスポット参加なんで、詳細まで把握する余裕ないんですよ…
そもそも、誰が見てもテスト出来るようにちゃんと書いとけ案件やけども…

こんな感じで、そもそもテスト出来る状態になっていなかったというオチでした…
そりゃ遅延するわけだ…
(ちなみに、この後テストデータ不備がこの後発覚し、1日で終わるレベルのテストが1週間かかることになる)

今回は担当者が自分ならわかるレベルでテスト仕様書を作ったために、こちらが内容を正しく理解出来ず、遅延を取り戻すためのスポット参加が、結果的に無駄な工数発生させただけで遅延を取り戻せなかったという話でした。

何事も、何故するのか?何が出来ていないといけないのか?
しっかり考えないといけないということですね。
自分自身の行動・仕事にも当てはまることなので、キチンと向き合っていこうと改めて思いました。

それでは、また次回

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