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結果母子へ

孫から作る枝なら元から作れる

想像して欲しい
元から作るには巨大な主枝を
想像した

または亜主枝を想像していた
どこからでも距離をだせれば
いずれりんごはなるんだが、
出来れば早く伸びる所からは
作りたくない。
作りたくないとは言っても
利用したりする。

自分の頭の中にある結果母子の創造
結果枝がある
太くなると基本的に元から外される
その結果枝は上、斜め上、横、斜め下、下
この順番で太り方に差がある。
またはこの枝に付いている頂部優勢の枝
または近くにある太さに合う枝量
年次付近の同年枝の数
養分の止まりやすさなどなど
話せばキリがないが
簡単にいえば
上が強くて、下が弱い
先端の話ではない
例えば結果枝の話

ここで一般的に外される枝
横枝によく注目している
または斜め上付近から出て
すぐ下がる枝や
斜め下から出て一度上に上がる枝など
枝の特徴は様々
横枝は養分が要するに半分って事だ
上は強くなり過ぎるから
外されやすいし
下は弱るから残るけども
大きな結果母子になると
日陰での着色や、肥大不良
またはワイカを作ると腹から出る枝は
作業上の効率を悪くする
横枝ははしごが入れにくい
全てに良し悪しがある

横枝から出た上枝は
上枝から出たから強いんだけど
親から出ていないので
樹勢が抑えられる
花芽をつけやすい
最初から花台素質でもあったりする
1、2度花台で止まり
3、4年で伸びてくる
その枝をコントロールさせるために
親枝に付いてる枝や
その枝の付近の枝を
樹勢コントロールにつかる

だからたまには乱暴に切るし
時には素直にも切る

やっと出来たもの
可愛がった枝を観察している

この枝は夏場に大きな結果母子の
下にあって
冬にこの枝のためだけに
大きな骨格を外して
この枝に光を当てる様にした
この枝以外にも
ここから枝を出したいと思うなら
思いっきり切って
光を当ててあげる
夏場は
枝が木質化しにくくなっていた
触ってみれば
よくわかるんだけど
背筋がピンとしてない様な枝
こういった枝には
下芽で先端を冬に先刈りしてみる
少し強めに切ったけど
いい感じだ

それでもこのくらいなら
まだまだ下がるので
冬はもう少し角度をきつくしてあげたいから
鋏の入れ方と
この枝の下に付いている
結果枝の数や親に付いている
伸ばす枝をコントロールとして使ってみる
これで上手くいけば更に剪定が楽しくなる
なかなか思う様にいつもいかないんだけどさ

これを自分の中で
【横枝更新剪定】と読んでいる。

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#ふじ #横枝更新剪定 #りんご剪定

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