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革工房よしださん

板柳町にある革工房よしださん
主にりんごの剪定などに使われる
ベルト、鋸入れ、鋏入れが売っています。

品質が良く手の込んだ網目
頑丈で長持ちします。
特にアブラを染み込ませて作った
多脂革は分厚くて、エイジングも楽しめます。

昔から長く使えるって言葉は大好きで
10年前に買った服やブーツは
今でも大事に育てています
10年も同じ服や靴を履いていると
なんか昔の自分にありがとうって思います。
まあなんせ、根っからの貧乏性なので
1回いいの買ったらもう買わなくていい
って頭で思っちゃうんです。

それにしても
よしださんの革は本当に高いんです。
りんご農家をはじめたとき、
たいしてお金もなかったので
1年間で10回くらいお話しにいっていました。
どれが使いやすいかとか
実際にあるケースを試着したり
値段見て、色々悩んだり
コーヒー買っていって一緒に飲んだり
そして1年位して
鋸と鋏が入るケースを購入しました。

嬉しかったな。
お調子者なので、使って1ヶ月経った後に
よしださんカッコ良過ぎない?って
ちょっと茶色くなったケースを
自慢しにいってた。
1回どころじゃない。
よしださんはいつも嬉しそうに聞いてた。

板柳通ったらたまに挨拶したりしにいくんだけど
2年くらい前かな
ベルトも欲しくなって
1番いいやつ下さいってお願いした。
そしたら裏から持ってきたのが
よしださんのいまでも大事にしてる
宝物のバックル

これわぁの大事なやつだ。
つけるが?ったら聞かれたから
即答でつけるって答えた。
確か、かなり昔に50コほど特注してたみたい
裏にはよしださんマーク付き

もうそのバックルはないみたい。

わぁの毎日つけてる宝物
宝物はしまっておかずに
完全に使う派

道具とかって
綺麗に飾ったりする物じゃなくて
綺麗に使って気持ち返すもの

よしださんにコーヒー買って
また自慢しにいこっと。


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