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天候1on1感想

1/8に開催された仲間大会。
14-6でレート1595で2位だった。

ルールは『ひでり』『あめふらし』『すなおこし』『ゆきふらし』を特性に持つポケモンのみ使用可能なシングル31。
パーティ内での種族や持ち物の重複は可能。また、特性は必ずしも上記のそれらでなくても良い。いわゆる伝説ポケモンとテラスタルは禁止。


使用可能ポケモン

キュウコンR(73-67-75-81-100-109)
キュウコン(73-76-75-81-100-100)
ニョロトノ(90-75-75-90-100-70)
ペリッパー(60-50-100-95-70-65)
バンギラス(100-134-110-95-100-61)
ユキノオー(90-92-75-92-85-60)
カバルドン(108-112-118-68-72-47)
コータス(70-85-140-85-70-20)
※進化前のポケモンは省略

パーティの方向性

パーティに3匹までポケモンを入れて良いため、選出時に読み合いが発生することになる。
読み合いを有利にするためには、じゃんけんで言うと「チョキへの汎用性を残しつつパーに勝てるグー」を用意することが大事だと思ったので、まずそれを実現できるポケモンを考えた。

それを踏まえて、まずキュウコンRを選択。
本来はバンギラスやコータスに不利なポケモンだが、先手で天候技を使うことで攻撃を耐えて弱点保険でのカウンターを狙うことができる。
金縛りアンコールの存在から拘りアイテム持ちがキュウコンRに不利に見えるのも大きいため、攻撃を耐えての打ち合いに期待しやすい。

2匹目に選んだのはバンギラス。
キュウコンRではキュウコン系統に勝てずニョロトノにも少し不利なので、最低限これに勝てるポケモンを採用したかった。カバルドン以外には岩技が一貫するので対応範囲は広めではある。

最後の3匹目としてはニョロトノを採用した。
バンギラスの型をある程度考えていたが、汎用性を意識した結果どうやってもカバルドンに勝てなくなってしまった。また、拘り鉢巻きバンギラスに勝てるポケモンがいない点も踏まえて一番穴埋めとして良さそうだった。
ニョロトノの型は拘り眼鏡か突撃チョッキが強いと思っていて、それぞれで勝てる相手が異なってくるが、苦手な相手への勝ち筋を残せる可能性が高そうな後者を選んだ。

個別解説

1.キュウコンR

175-×102-143-121-131
212-0-52-228-4-12
  • フリーズドライでH197-D121ニョロトノ2発

  • ランク+2ムーンフォースでH177-D91コータス乱数2発(1発の最低ダメージが84)

  • C156ニョロトノの雨拘り眼鏡波乗り耐え

  • 雪下でA204バンギラスのストーンエッジ耐え(14/16)

コータスには雨乞い、カバルドン・バンギラスには雪景色から入って弱点保険の発動を狙い、それ以外は通りの良い技で攻撃する。
それを実現するためにHCベースの配分。素早さはキュウコン系統と最速ニョロトノを除けば先制できるので、ほとんど振っていない。
冷や水を採用できるとコータスには安定感が増すが、雨を降らせれば弱点保険ムーンフォース2,3発で押せると思って不採用にした。

天候合戦は負けるか手動で取り返すかなので、特性は雪隠れも候補ではあったが、天候が発動しないことで型を悟られたくなかったので、素直に雪降らしを選んだ。あまりいないと思っていたが、スカーフバンギラスにしっかり勝つことができたので正解だった。

2.バンギラス

205-203-134-×-120-62
236-244-28-0-0-0
  • Bランク+1時にB211コータスのボディプレス+身代わり1回耐え

  • 砂下でC146キュウコンRのムーンフォース2発耐え(251/256)

  • 残り攻撃(岩石封じ+ストーンエッジでH177-B211コータス1発ずつ)

  • 素早さは最遅ペリッパーの-1

キュウコンRでは勝ちづらいキュウコン系統とニョロトノに勝てるポケモンとして採用。汎用性は高いが、ストーンエッジを主力にしなくては行けない関係でメインには据えたくなかった。
とても歪な構成をしているが、気合の襷は拘りアイテムの格闘技をケアするための持ち物で、鈍いは滅びの唄ニョロトノの対策、身代わりはコータスのあくびや襷ユキノオーのリーフストーム/ウッドハンマーを受けてから攻撃するための技になっている。

3.ニョロトノ

168-85-126-154-121-91
20-0-244-236-4-4
  • A204バンギラスのランク+1ストーンエッジ耐え(14/16)

  • A180カバルドンのランク-1地震2発+砂嵐ダメージ4回耐え(255/256)

  • A144C158ユキノオーのリーフストーム+氷の礫耐え(255/256)

  • 残り特攻(晴れ波乗りでH177-D91コータスほぼ2発)

自分のバンギラスがバンギラス・カバルドンにほぼ勝てない型なので、キュウコンRがそれらに勝てなかったときに出せるような型としての採用。
この2匹だけ考慮すると拘り眼鏡での採用が良さそうだったが、ユキノオー・キュウコンR・滅びニョロトノへの勝機が薄いと感じていて、これらのポケモンは一定数いると思っていたので選出しやすさの上がる突撃チョッキで採用した。


負け試合

  • キュウコンvsバンギラス。雪景色を使うと岩石封じを打たれて半分削れて、次の岩石封じを先制で受けて負け。

  • ニョロトノvsカバルドン。冷や水で突撃チョッキ持ちと分かったので、冷や水→波乗りとすれば勝てると思ったが、地割れを1発で当てられて負け。

  • ニョロトノvsカバルドン。冷や水で大きく削れたので次の波乗りで勝てると思ったが、地割れを1発で当てられて負け。

  • キュウコンvsバンギラス。雪景色に対してロックブラストを打たれて4回までなら耐えるものの5回当たって負け。再戦で相手のバンギラスは弱点保険でエッジ持ちと分かっていたので選出していた。

  • ニョロトノvsコータス。飛び跳ねるとソーラービームを打たれる。仕方なく波乗りを打つと弱点保険だったので、返しのソーラービームで負け。直前でチョッキ型に変えたことで対コータスが定まっていなかったが、普通に波乗りから入る方が勝機はあった。

  • ニョロトノvsニョロトノ。滅びの唄を考慮して飛び跳ねるを使うと気合玉。拘り眼鏡だと分かるが、こちらの飛び跳ねる2回+気合玉1回をすべて回避されて、こちらは気合玉3発で負け。

振り返り

まずまずの戦績にはなった。
実際にキュウコンがコータスやバンギラスを返り討ちにしたり、バンギラスが絶対零度を襷を盾に耐える算段だったり、身代わりでコータスのあくびをケアして勝てたり、想定していた試合運びはできたと思う。
良くなかったのは使用率の読みが違っていたところ。使用率TOP3はバンギラス・ニョロトノ・カバルドンとなっていた。自分のバンギラスがこれらには出せない型になっているため選出幅が狭く、ニョロトノを拘り眼鏡型で採用しておく方が勝ちやすかった印象を受けた(苦手な相手への勝率担保を意識して突撃チョッキにしたが結局それらには当たっていない)。
また、一撃技への配慮が浅かった。普通の(?)シングル11では「オノノクスの地震を耐えるカプコケコ」のように普通に倒せるように見せることで一撃技を打たせないようにしていたが、このルールでそれを実現するのは難しい。ただ、最近遊んでいた1on1ルールで一撃技を使えるポケモンがいなかったこともあって頭から少し抜けていたのは反省である。

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