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ランターン1on1感想

3/24に開催された仲間大会。
ルールはランターンのみ使用可能なシングル11。

少し考察してみて、アクアリングを実戦で強く使えるルールが初めてと感じて、これ以降にもそうそう出会わないと思った面白さから参加した。

結果は11-4のレート1601で4位。


基本情報

種族値:130-58-58-74-74-67
タイプ:みず/でんき
特性:ちくでん/はっこう/ちょすい

主要な技

◯タイプ一致・攻撃技
ある程度揃ってはいるが、そもそも特性が蓄電/貯水の二択になるせいでタイプ一致技を通すのは難しい。

特殊:『ハイドロポンプ』『なみのり』『ひやみず』『うずしお』『10まんボルト』『エレキボール』『チャージビーム』
物理:『たきのぼり』『アクアブレイク』『ワイルドボルト』

◯タイプ不一致・攻撃技
それほど充実していない。ノーマル技が高威力で攻撃できそうだが、ゴーストテラスに弱い上にゴーストに弱点を突ける技が不意打ちしかない。

特殊:『はかいこうせん』『マジカルシャイン』『ふぶき』『れいとうビーム』『サイケこうせん』『こごえるかぜ』『はきだす』
物理:『すてみタックル』『からげんき』『ふいうち』『じたばた』
その他:『テラバースト』

◯変化技
耐久系の積み技はいくつかあるが、攻撃系の積み技は鈍いしかない。超音波は喉スプレーで能動的に火力を上げる手段として挙げている。

能力変化:『たくわえる』『のろい』『ドわすれ』『じゅうでん』『こうそくいどう』『かいでんぱ』
状態異常:『でんじは』『ちょうおんぱ』『あやしいひかり』
回復:『アクアリング』『のみこむ』『ねむる』
その他:『みがわり』『まもる』『エレキフィールド』『あまごい』


考察

ここまで見てきた通り、種族値の観点から打点に乏しい上に火力を上げる積み技が少ないことから、ゴーストテラス呪いの強さが際立っている。

そのため、ゴーストテラスに対して強いダメージを与えられる悪テラスに着目した。
とはいえ、強化アイテムなしではオボン持ちを倒すどころか耐久特化を半分も削れない火力しかなく、耐久系の積み技で悠々耐える状態から呪いを使われると普通に負けてしまう。

そこでアクアリングに着目した。
相手の耐久積みに対してこちらも鈍いを積むことで対抗したいが、呪い定数ダメージがあると鈍いを積んでいくことができない。
アクアリングは一度使えば毎ターン1/16回復できるため、食べ残し+眠ると合わせることで呪いダメージを抑えて鈍いを積んで攻撃に移れる。

因みに正確に言うと、最初は呪い型を考えている中でアクアリングの強さに気付いて、その中で強い呪い型を考えつかなかったことから悪テラスの方向性に移行している。

使用個体

実数値:211-79-110-×-128-88
努力値:84-4-252-0-164-4
性格:慎重
テラスタル:悪
持ち物:食べ残し
技構成:テラバースト、アクアリング、のろい、ねむる

  • A110ランターンの拘り鉢巻きタイプ一致等倍テラバーストをアクアリング+食べ残し込みで3発耐え

  • C128ランターンの拘り眼鏡タイプ一致等倍テラバーストをアクアリング+食べ残し込みで3発耐え

  • ミラー意識の素早さ4振り(鈍いを6回積み合う展開になったときに明確な差になる)

  • (※HPはゴースト呪い採用時にTOD意識をした名残、配分を変えることで耐久調整を維持しながら努力値を浮かせる余地がある)

特性は冷や水渦潮とチャージビームエレキボール電磁波のどちらを恐れるかで、後者を取って蓄電とした。
素早さは最遅にして性格は生意気にするのがベストだったかもだが、用意が間に合わなかったので6v。その中で素早さを敢えて下げるよりは高い方が得することがあると思ったので特攻に下降補正をかけた。最初のテラバーストは特殊になるが、鈍いを積んで使うことが多いので許容した(2回積むとHB特化のゴーストテラスを2発で倒せる程度の火力)。

初手はアクアリングから入る。ステラを警戒してテラスタルしないが、拘りアイテム+弱点テラバーストを打たれていたとしてもテラスすれば次の攻撃は耐えるので、眠るでPPを切らせる最低限の勝ち筋は残せる(少し苦しい)

呪い型に対しては相手の持ち物にもよるが、2ターン目に悪テラバーストを打つことが多い。
最も厄介なのはみがまも型であるため、まずは身代わりを残させないように動く。その中で型を見極めながら戦うが、残りの技枠はテラバースト身代わり守る眠るアクアリング蓄えるなどから3つという想定で、身代わり+食べ残しでなければ鈍い積みからのテラバーストで勝つ流れに持っていける。

想定していた負け試合は下記の4つ。
・テラス鉢巻き捨て身タックル
・控えめ眼鏡マジカルシャイン
・蓄える+吐き出す
・エレキフィールド持ち
ノーマル技は最メジャーなゴーストテラスに弱いため、数は多くならないと予想。エレキフィールドは眠るを防げてもHPを削る手段を両立していなければ意味はなく、自分でも有用な型は思いついていなかったので、諦めることにした。

負け試合

・1試合目。鉢巻き捨て身タックルで負け。再戦は鈍いから入れば反動で倒れるのを眠るで待つ形で対抗できたと思うが、相手が初手で降参してきたので勝ちになった。
・4試合目。拘りフェアリーテラバーストに「なんでマジカルシャインじゃないのだろう」と思いながら脳内で特殊扱いしてしまい、鈍いを使わないまま素眠り急所待ちになり、急所で負け。再戦は2ターン目に鈍いを使ったところ物理と発覚したので、そのまま眠るで耐久して勝ち。
・7試合目。蓄える吐き出すのノーマルテラス型だったので負け。これは再戦でも勝ち目がないが、発生しなかった。
・8試合目。初手守るからのゴースト呪いでみがまもする型。真面目にTODと向き合えば勝てた可能性はあったかもだが、タイマーを用意したなかった+相手はちゃんと計算していた(更にHPを戻すために敢えて身代わりを使わないプレイを通された)こともあって負け。再戦は初手から悪テラバを打って勝ち。

感想

ある程度想定通りに勝つことができた。
ランキングの上位5人は自分を除いてゴーストテラス呪い型となっていて、使用率で見ても51%がゴーストテラスになっているので、悪テラスはかなり刺さっていたと思う。
アクアリングはかなり強かった。食べ残しと併せることで毎ターン永続1/8回復できるため、呪い型以外にも眠るで体力管理する動きに余裕を持つことができた。
個体や配分に関して再考の余地があること、せっかく鈍いを積むのにテラスしないとテラバーストを特殊技としてしか使えないこと、などがあまり納得いってない点だが、後者は解決しようがないかもしれない。。

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