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「任せてよかった」をやりがいに。知識ゼロの未経験から「ものづくり営業」にチャレンジ


大田区のものづくり企業、株式会社エース(以下、エース)は「ものづくり営業」と呼ばれる独自の営業スタイルが特徴です。取引先とパートナー企業をつなぎ、協力しながら1つのものを作っていくものづくり営業は、ときに商社のような立ち回りが求められるハイレベルなもの。そんな営業職に未経験からチャレンジしている根岸 伸太さんに、エースに入社した理由や営業職のやりがいについて聞きました。

実家のような雰囲気に惹かれ、別業界から転身

もともとは製造業とも営業職とも遠い、介護業界で新卒から5年間ほど働いていました。介護士として働くなかで「人と話すことが好き」という気持ちに気づき、営業職をやってみたいと思うようになりました。そこから保険営業を1年ほど経験して、エースに入社するに至ります。エースでは26歳のころから現在まで、3年半ほど働いています。

エースを知ったのは、製造業を営む実家からの紹介です。まだ継ぐかどうかは決めていませんが、将来を考えてこのタイミングで転職を決めました。また、経営している父の背中を見て育ったので、「いつかは製造業界で営業してみたい」という気持ちがありました。

しかし、製造業や機械加工の営業ならどこでもよかったわけではありません。エースの面接時、西村社長から実家の父親のような温かい雰囲気を感じたことが一番の決め手でした。また、会社の規模感も実家と同じくらいなので、仕事の流れを把握しやすかったり、分からないことをすぐに聞きやすかったりといったメリットを感じて入社しました。

今はエースの営業メンバーとして、鉄道、車、ロボットなどの製造に必要な機械を作るお客様のもとへ、提案営業をおこなっています。基本的には図面をもらって「これを作ってほしい」とオーダーを受けるのですが、お客様が100%正しいとは限りません。ときにはお客様の工場を見学させてもらったうえで、「もっとこうしたほうがいい」「こうするとコストを抑えられる」といった提案を積極的にしています。


保険営業のころは、ほとんど新規営業かつ一回きりのお客様ばかりだったので、新鮮さを感じますね。エースは8割が既存顧客ですので、日々馴染みのお客様とコミュニケーションを取りながら、一緒に伴走していくような営業スタイルとなります。

トライアンドエラーの日々。一番大切なのは「ありがとう」と「ごめんなさい」

エースで営業を始めた当初は、分からないことだらけでした。工業系の学校を卒業したわけでもないですし、「ものづくり」といったらDIYのようなイメージしかありませんでしたね。

そんなゼロからのスタートなので、もちろん最初は難易度の低い図面から担当し、先輩営業の同行やサポートを受けながら仕事を進めていきました。しかし、最初はどこをどんな風に気を付けたらいいのかも分からない状態。失敗して、教えてもらって、初めて気を付けなければいけないポイントを知って、学んでいくということの繰り返しでした。

エースはそのようなトライアンドエラーを受け入れてくれる環境です。直属の上司も「まずやってみて、ダメだったら俺がなんとかしてやる」と言ってくれるので、とても頼もしい存在ですね。


また、小さい会社だからこそ、コミュニケーションをとる回数も時間も多いです。心地のよいコミュニケーションをしていくために大事にしているのは、「ありがとう」と「ごめんなさい」です。どんな些細なことも絶対に感謝を伝えるようにしていましたし、ミスがあったらしっかり頭を下げていました。エースの仕事は営業、現場、パートナー企業など、多くの会社や人が関わるものです。ミスがあったときはフォローして助け合いながら、連携していく姿勢がなによりも大切だと思っています。

「根岸さんに頼んでよかった」と言われるやりがいを求めて

まだまだ知識は先輩方に劣りますが、いまの自分ができる精一杯でお客様の要望に応えられたときは、やりがいを感じます。

たとえば以前、短納期の案件で大田区中を駆け回ってあちこちに相談し、なんとか間に合ったときはすごく達成感がありましたね。嬉しすぎて、ちょっとドヤ顔で品物をもっていってしまいました(笑)。お客様からも「間に合ってよかった!これが欲しかった!」と喜んでもらったことがあります。


いまはまだ、何年後に実家の会社を継ぐとか、エースでどんなポジションになっているとか、詳細なビジョンは見えていないのが正直なところです。しかし、どこで働いていたとしても、「根岸さんに頼めば絶対うまくいく」という存在になりたいと強く思っています。そのためにはもっと経験を積み、1人になっても生きていけるような知識と実力をつけ、お客さんやパートナー企業との繋がりを強くしていきたいです。いつか、「根岸さんだから頼みたい」と言ってもらえたら、営業冥利につきますね。

知識ゼロでも、怖がらずに

もちろん図面や機械加工の知識がもともとあるに越したことはないのですが、私のように一切知識がなくても、なんとかやっていけるものです。それよりも大切なのは、基本的なあいさつができることや、すぐに相談できる素直さがあることだと思いますね。社会人の基本と、めげずに頑張る気持ちや体力があれば十分です。

また、エースの仕事は「人との対話」が主軸となります。淡々と仕事をこなすタイプよりは、会話が好きなタイプの方が向いていると思いますね。昔ながらの町工場らしい、温かいコミュニケーションを大切にしているので、面倒みのいい先輩がしっかり向き合ってくれます。

私は全く仕事ができない状態から、職場のみんなの助けを借りて、こうして3年半やってこられました。もし悩んでいる求職者の方がいれば、専門性の高い仕事だからと怖がらず、気軽に応募してみてほしいです。素直にまっすぐ学んでいける人なら、きっと大丈夫です。


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この記事は、
オンラインアシスタントサービスTIMEWELLが制作しています。

担当ライター:安光 あずみ