5/25 日本ダービー




東京11R 日本ダービー 芝2400m

◎アーバンシック
◯レガレイラ
▲シンエンペラー
▲ショウナンラプンタ
△ミスタージーティー
△ジャスティンミラノ



【予想ポイント】
基本は全馬距離延長でスタミナ必要な舞台。
東京らしいキレ脚は勿論だが、この3歳序盤でそれを培うにはロンスパ経験が必要だと考えているのでその点を重要視。
更にそれに加えて皐月賞組が好成績なのは「最も速い馬が勝つ」と言われる皐月賞で追走経験を経ていることが大きいと考えている。距離延長も追走経験が生きそうな馬をピックアップしたい。つまり、ロンスパ性能あるが皐月賞では追走経験が少なく差し損ねた組を狙いたいのがダービー。



◎アーバンシック
百日草特別が破格の内容でL5F58.6を最後方から差し切るロンスパ性能を最大限に評価したい。1000m通過時点で8~9馬身程度は後方からの内容であったことを考えると実質57秒後半では走っていることになる。これだけのロンスパ性能はメンバー内でトップと考えていいはず。

京成杯は前残りを唯一差してきたがコーナーの走りなども未熟で不器用さが目立つ内容。
また前走もスタート後の不利から差し遅れ、内にモタれながらも4着までの内容だが追走面で経験を得られたはずだし、右回りに替わるだけでも勝ち馬との差は埋まってくるはず。
大型馬、ロンスパ性能と器用さは流石に落ちるがエフフォーリアを思い出す。初の戴冠を是非とも。


◯レガレイラ
アイビーSではL5F57.7とダントツの数値。勝ち馬は中2週とコンディション的に軽視になるが上がり同値で差してきたなら評価。
ホープフルSは外を抜けた脚で差してきたし、皐月賞で追走負けしたいかにもなタイプに映る。中でも前哨戦を使わずに皐月賞に出たことで上積みは非常に大きいはずで鞍上強化も見逃せない。


▲シンエンペラー
初戦でL5F58.7かつラストは11.1-11.0というラップならロンスパ的上積みがありそうな内容。本馬は京都2歳Sで見せたようにスピードに乗ってからの脚が武器だと考えていて、ホープフルS、弥生賞、皐月賞と追走経験を磨いてきたが一方で脚を使いすぎる先行策では時計への対応が厳しくなっている印象がある。特に弥生賞は前哨戦としても皐月賞は調教的にも満足いくほどではなかったのか調教師もまだまだ上積みある趣旨のコメントをしていたが、ここにきて上積みがあると発言するように状態は上がってきている。脚を溜めてのロンスパ戦になった際に浮上できるタイプと見て。


▲ショウナンラプンタ
新馬が優秀でL5F58.5秒、11.8-11.3-11.6-11.7を外外回しながら差し込み、その後京都2歳S3着に好走のサトノシュトラーセを完封した好内容からもロンスパの脚はある。
東スポ杯は直線向かい風で前残りを上がり最速、ホープフルSはコーナー膨れた上に折り合い難&先行負荷と見直せる内容。ここで追走経験を得ているのも大きいはず。
2走前のゆきやなぎ賞はスロー上がり最速で勝ち切り、前走はハイペース単独逃げでレースラップ自体は遅くなっているがロンスパ戦。外を回し続けながらの差し込んだのは評価できるはず。
中3週のローテではあるがNHKマイルを中2週のジャンタルマンタルで制した高野厩舎。当馬も軽めの調整ながら前半に比重を置いた時計と馬也で進めた調教に本番での色気を感じる。ここは狙いたい一頭。


△ミスタージーティー
牝系らしく極端に速い上がりを要求されるとしんどいが長く脚を使う展開ならチャンスはあるはず。
新馬がL5F58.6を差したロンスパ戦。ホープフルもひどい詰まりようで矢作調教師が激怒するのも致し方ないだろうが能力は少なくともこのメンバーでは通用するのは証明したと言えるはず。共同通信杯は折り合い欠くドスロー瞬発力勝負で用無しだが若葉Sのようなロンスパ戦になればしぶとい。皐月賞は忙しい展開だったし、距離伸びるのは歓迎だろう。


△ジャスティンミラノ
新馬はL5F58.9を2番手からの脚で差したから強調できるほどのロンスパではないが一定の脚はある。共同通信杯のドスローでも折り合いつく柔軟性が武器だし。友道厩舎なら距離は問題ないはず。ただ、やはり母がスプリンターでスピードに対応できる能力があり皐月賞を獲れた感もある。取りこぼしの可能性はあると見て。

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