この瞬間の自分が人生で最も若い

こんなことは言われなくても分かってるとは思うが、人生は1発ガチャのリセット不能リアルタイムロールプレイングである。
全ての行動には意志が伴い、細やかな選択の繰り返しによって現在の自分が構成されている。
無駄なことはないという。
これは無駄にするかどうかは己次第ということであり、例えば会社倒産や大きな借金、大切な人との別れ、災害などによる事故などかなりの代償を伴う状況下も多々ある。
しかし、このアンドゥ不可縛りの人生においては、最早生きるしかない。
死ぬ理由の方がその人にとって大きければ、おれは安易に止められはしない。
だがそれでも生きるしかない。生きることに意味はないからだ。
強いて言えば、ただそれを謳歌する。より楽しく、充実したなと意識の最後の瞬間に思えるかどうか。その感情に物差しはない。
改めて言う。
この瞬間の自分が、人生で最も若い。
後悔の少ないように生きたい、と改めて思うわけだ。