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【代表インタビュー】仕事を通じて実現する「社会貢献」―社員が楽しく自己成長できるコンサルティング会社

こんにちは。アックスコンサルティングの採用チームです!

今回は、弊社代表取締役の広瀬(以下、広瀬さん)に突撃インタビューをしました。

アックスコンサルティングのソリューションを通じて実現できる社会貢献や、広瀬さんが考える「楽しめる職場」など、弊社に興味を持っていただいている皆さまに知っていただきたいトピックをお届けします。

【広瀬 元義/株式会社アックスコンサルティング 代表取締役】

会計事務所向けコンサルティング、一般企業の経営支援、不動産コンサルティングを中心にさまざまな事業を展開。会計事務所マーケティングの第一人者。米国会計事務所マーケティング協会の正式メンバー。これまで出版した経営者向け著書は50冊超、累計発行部数は50万部を超える。

ーまず初めに、広瀬さんの経歴を教えてください。

1988年に株式会社アックスコンサルティングを創業して、不動産や会計事務所などの士業向けコンサルティング、一般企業の経営支援など、さまざまな事業を展開してきました。20代の頃に小説家を目指して文章を学んでいたこともあり、これまで50冊以上の本を出しています。近著はダイヤモンド社発行『従業員のパフォーマンスを最大限に高める エンゲージメントカンパニー』です。

ー50冊も本を書いていらっしゃるんですね。

気づいたら50冊になっていました。もし、みなさんにもやりたいことがあるなら20代のうちに始めるのがいいと思います。

ーでは、アックスコンサルティングはどんな会社ですか?

資本主義において、会社がない国家は存在しません。

法人・個人が税金を納め、政治家が用途を判断し、行政が執行する。これが近代国家のあり方です。その中で、法律を正しく守る役目を担っているのが税理士や公認会計士、社会保険労務士、司法書士、弁護士などの「士業」の人たちです。

私たちは、こうした士業の方たちのサポートを30年以上続けてきました。法律を正しく守る人たちの仕事をサポートすることで、法規を陰ながら支え、社会に属するすべての人々に貢献をしている会社です。最近ではHR(ヒューマンリソース)の分野にもサービス展開をしています。

ー「社会貢献」という軸で就活をしている学生さんは多いですよね。

そうですね。たとえば、学生さんのなかには、土日にボランティア活動に励んでいる人もいると思います。社会人になっても土日のボランティア活動を継続し、社会貢献活動を続けている人もいます。

そもそも今の世の中で「社会貢献をしていない会社」は存在・継続しないんです。

弊社もそうですが、企業というのは社会に認められてはじめて継続して利益を出すことができます。事業は社会に貢献していなければ、そもそも存在できないんです。

つまり、会社で働く平日の時間も、立派な社会貢献になっているということです。

仕事を通じて社会に貢献できていることを実感できると、自分の喜びにもつながりやすいと思います。それは同時に、お客様の喜びでもあります。

ー社会に「競争」のイメージを持ち、不安を抱えている学生さんもいるそうです。

たしかに競争の激しい会社もあるかもしれません。ただ、もし競争に対するイメージがマイナスのものでしたら、一旦忘れましょう。私はネガティブな想像に出てくる意地悪な会社で働きたくありません。弊社の社員もみんなそうだと思います。

とはいえ、ビジネスはそれほど甘いものではないので、会社が存続するためにはそれ相応の努力も必要です。誰かが何かに成功すれば、ライバル会社もその真似をし、追従しようと活発になるからです。一つの成功に甘んじてはいられないんですね。競争なくして成長なしです。

会社は利益を出さないといけませんし、利益を出せたということは、お客様から信頼され、認められたということです。弊社において、その信頼は社員のみんなが築いているものです。そこからみんなが自己成長を感じることができれば、それが素晴らしい会社だと思います。

ーコンサルタント志望の学生に向けてアドバイスをお願いします。

まず、コンサルタントが提供する価値は、形のある「モノ」ではありません。

たとえば、飲料水はコンビニで買っても駅の売店で買っても、ノドを潤すという価値は同じです。しかし、コンサルタントは「誰がするか」によって結果が変わることがあります。
だからこそ、よりよい結果へと導ける人間になるために、自分を高めていく必要があると思います。

そして、コンサルタントの仕事は、クライアントが意思決定できるようサポートすることです。
右か左か、どちらに行くか悩んでいる人がいたら、それをあなたが決めるのではなく、どちらが適切な選択肢になり得るかを、相手の背中をそっと押してあげることが仕事です。

また、優れたコンサルタントへの道のりとして、ぜひ営業職に挑戦してほしいと考えています。
新型コロナウイルスの影響やインサイドセールス(IS)の普及、大手通販会社が仕掛けるECサイトの多様化など、人がいなくても「モノ」が売れる仕組みが整いつつある今、一昔前と比べて、営業職の数は減っています。

しかし、ISがセールスの対象にできるのは、数万から数十万円程度のものです。
100万円を超える商品をワンクリックで買ってもらうのは相当ハードルが高いですよね。
それだけの価値があるものを売るためには、やはり踏むべき手順があります。そうしたことを積極的に吸収し、身につけられる人が依頼者に信頼されるコンサルタントになれると思います。


ー具体的には、どんな人がコンサルタントに向いているのでしょうか?

学生時代は「すでに決まっている答え」を学びますよね。
もちろんプロセスを考えなければいけないこともあるとは思いますが、修学すれば、7割以上の人が同じように回答できるようになります。

対してコンサルタントは、答えが決まっていない、真っ白なキャンパスのうえに未来図を描き出すような仕事です。

教壇に立つ側の先生が描こうとしているビジョンを「一緒になって描いていける人」が向いています。そうしたことを楽しめる人でないと、もしかしたら魅力は感じられないかもしれません。

繰り返すようですが、弊社が販売するのは「消費財」ではなく「生産財」です。
消費財は食料品や飲料水などの販売後に消費されて完結するものですが、生産財は売れた後に「クライアントがビジネスを成功させる」という役目を負います。
つまり、売って終わりではないんですね。
生産財である我々の商品やサービスが不完全であれば、クライアントの発展につながらず、私たちの成長も滞ってしまうのです。

10年前の最上位機種のスマートフォンは、現在の最下位機種にも及びませんよね。当時はそれが最高のものだったはずですが、日進月歩で進化を続けてきたわけです。
コンサルタントという仕事も同じです。

常に最上位の提案ができる自分を目指していくことが大事ですし、私が社員に対して行う研修もそうした考えで行っていますね。ゼロから考えられる人、成長意欲がある人はコンサルタントを目指してほしいと思います。

ーアックスコンサルティングが求める人材像について教えてください。

私が最終面接で、もしも2人の候補者から1人を選ばなければならない時、何を決め手にするかというと、「どちらの人と話をしていたいか」という点です。

つまり、「その人と仕事がしたいと思えるか、その人と同じ空間にいて楽しいか」ですね。
単に気が合うということではありません。人間性が大切です。
人間性というのは、自分の間違いをちゃんと謝ることができる、誰かの間違いをさらし上げるように非難しない、などです。

クライアントの成功のために、私たちは常に答えが決まっていない分野に対してチャレンジを続けています。新しいことへの挑戦には失敗がつきものです。失敗を恐れることなく、安心してどんどん挑戦してもらえる環境を私たちは用意しています。

その人が上司になったとき、部下がのびのびと仕事ができ、いつでも相談されるような人材を求めています。


ーアックスコンサルティングの将来像ついて教えてください。

創業から30年以上がたちましたが、常に「ベンチャー」であり続けたいと考えています。

大企業とベンチャーの違いは何だと思いますか?
それは常に、「スクラップ&ビルド」ができているか否かです。
商品やサービスなど、一度築き上げたものは、なかなか壊せないものです。
現状に足踏みせず、よりよいものを目指して今あるものを壊し、新しく作りあげていく。それが「ベンチャー」です。

そして、時勢にそぐわない膠着した習慣やルールがあれば、みんなで「それは違うよね」と自由に話し合いながら、よりよい会社を築いていくことが大事だと思っています。その中でも私たちが変化させないで守り続けるものは、文化や基本的価値観です。

既存のアイデアで物を売るのは、それはそれで素晴らしいことですが、自分たちでゼロから発想し、世の中を変えていく志向も大切です。

そういう意味で、弊社は今、新たにHR(ヒューマンリソース)の領域へと踏み出そうとしています。HR=「ヒト」に関する課題は人材不足、離職率の増加、そして、人事の労務など多岐にわたり、多くの企業でさまざまな対策を行っていますが、たくさんの壁があります。私たちは企業とそこで働く人が、お互いに信頼し成長し合える関係を築けるようサポートしていくことで、社会貢献をしていきます。そういった状況のなかで、共に会社をつくっていける仲間と出会えたら嬉しいですね。

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