お金に捧げる讃美歌
自慢したくもないが、わたしにはお金に対する信念がある。
*貯めなければならない。
*稼がなければならない。
*使うとなくなる。
思い起こせば、これらの信念は、わたしが成長する過程で、母親・そしてその母親(大好きな祖母)から強烈に教えられたことだ。かき捨てたいのだけれど、なかなか取れない。
取り除いたと思っても、しばらくすると内側からあぶり出されるように、
またわたしのまわりを取り囲む。
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今日は、「ピロピロ脳波」を持つ友人達と会ってきた。
「ピロピロ脳波」というのは、脳波測定をしても
「こんな波形、見たことないない」
と、測定士をして言わしめるくらいの、多くの一般人には見られない脳波形のことだ。
自分にはいまだにお金のブロックがあるのだという悩みを打ち明けると、一人の友人は言った。
「今はお金という形ではないのだろうけれど、あなたは資産のかたまりだ。わたしには、あなた自体がお金にしか見えない。」
ちょっと難しすぎて何のことかピンときていなかった時、もう一人の友人はわたしに尋ねた。
「今までで、一番困ったことって何?」
それに対して、わたしは過去を思い出しながら、こういうことやああいうことがあったと告げた。頷きながら聞いていた友人だが、次に一言こういった。
「でもなんとかなったよね。ひもじい思いをした?」
いや、それほどでも、、、と答えると、友人は続けた。
「だったら大丈夫ってことでしょ。」
確かに、困ったことではあったけれど、命はこうして繋がっているわけだし、家族みんな、食う物や着る物もなく路頭に迷ったとか、そういうことは起こらなかった。家もあったしお風呂にも入ったし、布団で寝れて食事もできた。
「今の時点で財布にお金が入ってないとか、貯金もゼロじゃないよね?」
はい。通帳はゼロではない。財布にお金が入っていないなら、こうして外食ランチなんてしている場合ではない。
「ということは、お金はあるよね?」
ええ、まぁ。ゼロではないので。
「じゃ、なんとかなるってことだよ。」(ニコッ☆)
ピロピロピロピロ~~・・・
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彼等は口をそろえて「わたしたちの社会は、まだお金に縛られているし、お金にコントロールされる部分がすごくあるけれど、そこに立ち向かい、戦いを挑むことが、お金からの解放につながるのだろうか?わたしはお金は必要だと思うし、お金はあった方がいいと思うよ。」と言った。わたしも全くの同感なのだけれど、その「同感」の種類がどうも違うような気がした。
5時間しゃべり倒して店員さんから閉店を告げられ、わたしたちは別れた。
その帰り道で浮かんできた詩を記しておく。
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お金はわたしたちを自由にしてくれる。
お金はわたしたちに安心をもたらしてくれる。
お金さん、ありがとう。
お金さん、大好き♡
お金さん、愛してる❤
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ゆるスピとかふわスピと言われるあたりでよく聞かれそうな言葉だが、わたしは、ここからもう一度スタートするべきなんだろうなと、なんとなく思っている。
行きつ戻りつ、上がっては下がって、その繰り返しなのだな。
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