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アートもライブ

今月のやりたいことリストに、
美術館に行くというものを挙げています。

9月にやりたいこと

今日は、東京ステーションギャラリーの
ジャン=ミシェル・フォロン
「空想旅行案内人」
に行ってきました。

フォロンの水彩画の色彩は柔らかく、
一見、ファンタジーややさしい世界を
彷彿とさせますが、
社会や世界の動向に対して
頑然とした厳しい目を持って見つめ、
作品の中に表現しています。

この世界は何かおかしいな、、、
どこか違和感があるんだけれど、
でもそれは何なんだろう、、、

そんなふうに迷っている人に
ハッと気づかせるものが
柔らかい色彩の中で表現されていました。

1つの答えを導くのではなく、
観る人に委ねられた解。

画集やインターネットではなく、
リアルな紙に、彫像に、アートに
出会いに行ったからこそ
受け取れるものがありました。

やっぱりアートもライブだなって
あらためて思いました。

わたしもイラストを描いては
インスタなどに載せていますが、
手描きで描いたものは、
やはり手に取って初めて
その空気感が伝わるんだと思います。

お求めくださる皆様の
お手元にお届けできたとき、
初めて絵と出会ったときのその感じ、
わたしも受け取らせていただいています。

ライブっていいな。
リアルっていいな。
素直に思いました。

ジャン=ミシェル・フォロン


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