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憧れの大大阪時代

わたしが今の住処を決めた一番の理由は、大好きな建築物が24時間365日眺められる場所だからだ。

最初に物件見学をしたとき同席してくれた人がいつも言う。
「真っ先にベランダに行って確認してここにするって言うたよね、中の間取りとか全然見てないのに(笑)」

そうなのだ。間取り云々ではなく、ベランダから見える景色だけで今の住処を決めたのだ。それぐらい、わたしは大大阪時代の建物が好きだ。

何でなのかな…と考えたとき、多感な青春時代をヴォーリズ建築物に囲まれて過ごしたことが理由であることに行きついた。そして自分の同級生含め、後輩たちも自分の母校の建物にとても愛着を持っているし、関連する建物にものすごく反応している。一番反応していたのは、大阪大丸店建替のときだったことを覚えている。同じヴォーリズ建築だからだ。大丸のホームページにもこのような記事が載っている。

今の会社に入る前に勤めていた会社は、WEBインテグレーション事業を行っている会社の大阪支社だった。様々な制作依頼が舞い込んでくる中、とてもラッキーなことに野村財閥関連のお仕事がやってきて、このようなコンテンツを作らせてもらったこともある。ほぼ私情半分でやったような仕事だ。15年近く前の案件だが、いまだにきちんとコンテンツとして残していただけていてうれしい限りだ。

そんな中、テレビ大阪開局40周年記念ということで、『名建築で昼食を』の大阪編が現在放映されている。

わたしの大好きな綿業会館が第1回。続いて生駒ビルヂング、芝川ビルと続いていくらしい。

大阪のイメージって、なんだかちょっとそういうイメージじゃないことが多いのだけど。歴史的な名建築が多くてオシャレなんですよ、ほんと。

扉画像の朝の様子(大阪市中央公会堂)

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