ぶりのあら汁

年末年始は時間ができるので、凝った料理に挑戦する絶好のチャンス。
そこで、先日、ぶりのあら汁を作りました。

近所のスーパーであらが手に入らなかったので、今回はぶりのかまで代用。かまは味が濃くて、ぶりを食べた感がすごい部位。
湯をかけて、大根と少量のしょうがとともに鍋でじっくり煮込んで、
醤油とみりんで味を付ける。

どうだ!とばかりに出したぶりのあら汁、
家族の反応は、「しょうがが強すぎる。」
私としては、十分おいしかったんだけどなぁ。

若い頃は、「将来の○○のために、頑張らないと」と思って、
勉強したり、資格を取ったり、自己研さんに励んでましたが、
食事や睡眠、余暇の使い方があまりに下手すぎたと後悔したりします。

何年も同じ洋服を着ていたり、
食事は、全部一皿に全部載せて、洗う食器を減らしたり、
帰って寝るだけの住まいの手入れを怠ったり、
今思えば、とても、もったいない生き方をしていたなと思います。

大切な人との生涯の別れは、
自分自身の生き方を見直すきっかけにもなるわけで、
食器棚の奥にしまい込んだ食器を出して、
手間を惜しまず、ゆったりとリラックスして、
今としょうがが強すぎるあら汁を味わい尽くしたいと思いました。

お読み頂いありがとうございます。記事が役に立てばうれしいです。このエリアまで読んで頂いた方が、これまでもこれからも幸せでありますように。