カラー応用技術ハイライトなど【ステージ1】
前回はカラーの基本的な塗り方の説明でした。
今回は、カラーの応用的な塗り方
・ハイライト(ウィービング)
・バレイヤージュ(ハイライトグラデーション)
・マニキュア塗り
・インナーカラー
について解説していきます。
ハイライト、ここ5年くらいで一般のお客様の認知度もかなり増えてきたように感じます。
言葉で知っている方も多いですし、デザインもインスタグラムのおかげで、美容師とお客様の間でイメージの共有がしやすくなりました。
本当に最近のsnsには感謝しかありません!
ハイライトは、今や定番の技術になりました。
簡単に言うと細かいメッシュ
細かく波打つようにクシで毛束を分け取り、他の髪の毛と混ざらないようにアルミホイルで分けとった毛束だけを明るく染める技術、、
言葉で説明すると、とてもややこしいですね、、
要はシマシマにするワザです!
アルミホイルを美容室でお客様の頭にたくさん、折り紙のように付けているのをご覧になったことがありませんか?あれです!
ベースの髪とギャップを出すことで、
動き、
ツヤ、
デザイン、
普通に染めるのとは一味違うカラーをできるので、重要度が増しています。
上手な美容師とそうでない美容師の差は、ハイライトとベースのカラーが馴染みながら自然なつながりでデザインできているかどうか、、
『イケてるか』『イケてないか』もはやこれです。
良ければOK!
そしてそのイケてるデザインの発展でハイライトグラデーションまたはバレイヤージュができました。
これはやり方、デザイン、両方をさす呼び方になりますが、ググるとたくさんデザインが出ますので、興味ある方は見てみてください。
一応解説すると、ハイライトが入りながら毛先につれてだんだん明るくなる、カッコイイ白人系の外人さんの髪型みたいにすることを目指したカラーになります。
マニキュア塗りは、地肌に付けないギリギリからコーム(クシ)で塗る技術です。
美容室によってはゼロテクと言います。
ゼロミリから塗る技術(テクニック)でゼロテクです。
この技は、地肌がしみて痛い人にも、カラーをしてあげたいと言う思いから生まれた技術です。なので、技としてすごく大切です。
ただし、しみないで染めることができる代わりに、厳密に言うと1ミリから2ミリくらいは地肌から空けて塗るので、根本はちょっと地毛が残ります。
その代わりにお肌がデリケートな方も染めることができるので、今後使う機会が増えると思います。
最後にインナーカラー
イヤリングカラーとかセクションカラーとも呼ぶことがありますが、染めたいところだけ分け取って、そこだけブリーチして、後から違うカラーを染めて、変わったデザインを作り出すことをさします。
カラーも昔は塗り方だけ覚えて、応用は参考に先輩に教えてもらったり、自分で工夫して作り出していましたが、今はカラーが得意な美容室ではしっかりやり方も体系化しています。
美容学生さんは就職する際は、カリキュラムでデザインカラーをどのように学ぶのか?またはその美容室(会社)のスタイリストが作り出しているデザインを写真を見たり実際に染めてもらったりして、自分自身がどんなデザインを作り出せる美容師になりたいか?に合わせて選ぶのがオススメです。
次はブローについて解説していきます。
ではまたー!