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『君が生きた証』わが子と罪と向き合うこと

 突然わが子を失う。途方もないほどの痛みを残して。
 サムはこのまま進んでも、何度もこの死にぶち当たると分かっていた。でも、進みたかった。わが子といるようだったから。
 全部引き受けて生きるって、できる?嘘をついて、秘密を抱えながら、やっていく。それで嘘が嫌になって、傷つき続けて、やっと向き合える。その過程がこの映画ではリアルだった。
 ウィリアム・H・メイシー、この一作で監督を辞めずに続けてほしい。生涯忘れられない作品。
 俺もクロスロードにいる。どっちに進めるか分からないが、進むのやめないように。辛くなったとき、思い出したいことは山ほどあるよ。

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