【デジモンカードゲーム】デュークモンコントロール デッキ紹介 BT2環境

 はじめまして。accelerator51と申します。人口の少ない鳥取県で、細々とカードゲームを楽しんでいます。
 さて、デジモンカードゲームの2弾が発売されて約1ヶ月が経ちました。1弾から人気のあった赤、青のオメガモンデッキや新たな色として追加された紫単ピエモンベルゼブモンデッキ、テイマーを並べて強力な効果を発揮するシャイングレイモンデッキ等、様々なデッキが活躍していますね。
 地元ではプレイ人口は少ないですが、少しでも一緒に楽しめる人が増えれば良いなと思い、いつでも貸せるように、各色のデッキを一通り組んでみたりしているところです。

 今回は、2弾で組みはじめたデュークモンコントロールについて紹介してみようと思います。デッキを組んでいった時に考えていたことや実際に回してみて感じたことを記録として残す意味合いが強いですが、何かの参考になれば幸いです。


【目次】
・組むきっかけ
・デッキの変遷
・現在のデッキ
・苦手に感じているデッキタイプ
・終わりに


[組むきっかけ]
◆デュークモンのイラストに惚れ込んで

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 2弾が発売となりカードリストを眺めていたところ、デュークモンのイラストに一目惚れ。カッコいいフォルムなのに、頭にかわいいギルモンがくっついていて、そのギャップにやられてしまいました。パックを剥いているうちに枚数も揃い、デュークモンを活躍させるデッキを組みたいと考えました。
◆どうやって効果を活かすか
 デュークモンは進化時に相手のデジモンを消滅させる効果と、アタック時に相手のセキュリティを破棄させる効果を持っています。
 上の効果は赤のテイマーを先に出す必要がありますが、コアドラモンドやグリズモンをはじめとするブロッカーや成熟期(Lv4)、モンザエモンやセイレーンモン等の一部の完全体(Lv5)を消滅させ、相手のテンポを崩すことができるので、非常に強力な効果です。
 下の効果は、ゲーム序盤はトラッシュが溜まっていないので活かすことは難しいですが、逆にゲームの終盤であれば、セキュリティ2、3枚を破棄しながらトドメを刺しにいけるのではないか、という仮定から、この効果を活かして、デュークモンをフィニッシャーとしたデッキを組むことに決めました。

[デッキの変遷(思考過程)]
◆相手のトラッシュを増やすには
 はじめに、相手のデジモンを消滅させるカードを増やして相手の攻撃を抑えつつトラッシュを増やしていくのが良いのではないかと考え、消滅させるカードが多い紫と赤をベースにデッキを組んでいきました。

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 使ってみると、次のような問題が出てきました。
・紫の成長期のデジモンが少なすぎてデビモンに進化出来ない。
・自分の場にキメラモンで消滅させられるデジモンがいない。
・ファイナルエリシオンが条件を満たせないことが多く手札で腐っていた。
・相手のアタック回数に対して除去と回復が間に合わない。
・デュークモンに進化できない(するタイミングがない) etc.
◆回復手段と除去の再検討
 そこで、上記のような点を改善するために、今度は赤と黄をベースに組んでみました。

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 回してみると、プロットモンとキメラモンの組み合わせは非常に良かったものの、紫のカードが減った分、トランプソードやヒートバイパーが使いにくくなりました。また、コンセプトであるデュークモンを減らしてしまったことから、そもそも勝ちにいけないということがよく発生するようになってしまいました。
 ピノッキモンは単体だと使いにくいカードですが、複数枚引き込んだ時には、かなり強力に盤面をコントロールできます。アタック時のメモリー+1もテイマーを出しながら他のアクションもできるので、好感触でした。
◆セキュリティアタックにリスクを伴わせる
 ここで1つ気付いたことは、相手も勝つためにセキュリティをアタックしてくるのだから、デッキに入っているデジモンの平均DPを上げて、こちらからアクションを起こさなくても相手のデジモンを消滅させられるのではないか、ということです。そこで役割が薄くDPも低い成長期(Lv3)や成熟期(Lv4)を全て抜き、プロットモンのみ残すことにしました。
 後述しますが、現在使っているデッキに入っているデジモンの平均DPは約9000で、完全体(Lv5)以下であればほとんど打ち取ることができますし、2コストのタケルが出ればさらに固くなります。(ジャミング持ちに目を背けながら・・・)
 自分のセキュリティの枚数と相手の場のアタック数を意識しながらプレイすることで、ゲームをコントロールしやすくなるかもしれません。
◆紫からの脱却
 除去といえば紫と赤という固定観念を持っていましたが、黄にもセブンヘブンスやスラッシュエンジェモン、ミスティモンといった相手のデジモンを消滅させるカードは十分にあったことから紫を全て抜くことにしました。

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◆生命線はホーリードラモン 
 これまで回していたデッキと大きく違うのは2コストと4コストのタケル、ホーリーエンジェモンとその進化先を採用していることです。
 このデッキの勝ち負けにかなり影響を与える要素として、ホーリードラモンを引けるかどうか、というものがあります。2点回復は現デジカにおいて唯一の効果であり、平均DPが高いこのデッキにおいてはかなり相性が良いと考えています。
 ホーリードラモンを引き込む確率を上げるために、4コストのタケルを採用し、セキュリティからも引っ張ってこれるようにしました。また、ホーリーエンジェモンとセラフィモンも採用することで、最悪ホーリードラモンが引けなくてもセキュリティを維持できるようにしています。
 セラフィモンは回復しつつ2点でアタックを仕掛けることができるので、ダメージレースでも優位に立つことができる非常に優秀なカードと考えています。
 スラッシュエンジェモンは完全体(Lv5)までであればほぼ全てのデジモンを消滅させることができます。また、ほとんどありませんが、相手がオメガモンでアタックしてきた場合に、DPマイナス効果からのアタックで消滅させることができる場面も想定できることから採用しています。

[現在のデッキ]

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◆メタルシードラモンは意外とやれる
 初めのリストよりかなりスッキリしたものになりました。1つ前のものからは、メタルシードラモンとオメガモンが追加されています。
 このデッキが苦手とする相手の動きとして、ヴォルケニックドラモンに消滅されないDP5000ライン以上を複数並べられるというのがあります。このデッキは基本的に、大きく相手にメモリーを渡し続けるため、横展開されて十分なアタック数を揃えてから攻撃されるというのは1つの負け筋となります。
 そこで、相手の成熟期(Lv4)以下のデジモンを2体を手札に戻して、もう一度出し直させるメタルシードラモンを採用することで、1ターン稼ぎながら、次のターンのオメガモンを意識させることができます。また、進化元は破棄されるため、デュークモンとも一応シナジーしているのも嬉しいところです。
◆勝ち筋はデュークモンだけじゃない
 このカードゲームの勝利条件は、セキュリティが0になった相手にアタックを通すこと以外に、相手が(ドローフェイズに)デッキからカードを引けないこと、というものがあります。
 普通のデッキであれば、順当に進化を重ねてデジモンを育てながらカードを引いていきますが、このデッキの場合、進化する機会が少なく、カードをあまり引かないため、相手のデッキが先になくなって勝つことがあります。
 積極的に狙いにいくものでもないですが、相手が出してきたデジモンに対応し続けた結果、いつのまにかデッキが切れている、ということがたまに起こります。ゲームが長引いたときは、相手のデッキの残り枚数も意識しながらプレイするとよいでしょう。今後カードプールが増えると、相手のデッキをトラッシュに置く効果も出てくるかもしれませんね。

[苦手に感じているデッキタイプ]
◆アルフォースブイドラモン

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 テイマーを並べて、アルフォースブイドラモンで連続アタックを仕掛けてくるデッキタイプです。このデジモン単体なら問題は全くないのですが、進化元としてよく採用されるエアロブイドラモンのジャミング付与効果によって、究極体も構わずに連続アタックしてくるため、非常に苦手に感じています。エアロブイドラモンが進化元にならなくても、リナや太一でDPを上げてアタックできるので、今のところ、セキュリティからガイアフォースが捲れることを期待するか、無理やりアタックを通しにいくくらいしか思いつかないですね。
◆紫単ピエモン

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 消滅時効果を持ったデジモンが多く、消滅させてもあまり旨味がないのが特徴ですね。究極体を出すとトランプソードやミレニアモンで消滅もしくはデッキ下に送られますし、消滅させてもピエモンで釣られるので、なかなか手ごわいデッキだと感じています。ただ、自分でトラッシュを増やしてくれるデッキでもあるので、デュークモンで刺し違えることはできるのではないかと思っています。

[終わりに]
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
 今回はデュークモンがどうやったら活躍できるのか、色々と入れ替えながらこのデッキを作ってきましたが、使う度に気付くことがあり、非常にやりがいを感じました。まだまだ構築は流動的ですが、定期的にこうした場で自分の考えを整理しながら続けていきたいと思います。
 10月には早くも第3弾ユニオンインパクトが発売されます。僕の大好きなパイルドラモンの収録が決定しているようなので、今回のように主軸にできるようなデッキが作れたら良いなと思っています。

 もし、質問などがありましたら、コメントかTwitter @accele18で気軽にお声掛けください。

 ありがとうございました。

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