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朱里と申します。3




ごきげんよう。朱里です。


ついに第三話となりました。
本日が最終回です。


本当に、ただただつらつらと自分の生い立ちを書いているだけなので、本当に暇を持て余している方のみ、読んでください。

読んでいただけたら、全力であなたのことを愛します!



はい、それではラスト行ってみましょう〜!



初めて就職したところは、九州にあるテーマパークです。
お花がいっぱい咲きます。
イルミネーションも年々凄いことになってます。


私は、イベント開発という新しくできた部署に配属になりました。
上司は3人。

そして、同じ時期に入った同期のような存在が5人。
5人のうち1人は同じ専門学校のクラスメイトでした。
他のメンバーもダンスの学校行っていたり、ダンス習っていたりしてたメンバーでした。

私達は、1日に3回ほどキャラクターショーをしていました。

新しく作られたキャラクターと言うのもあり、まじで人気が無かったです。
というか、そもそもキャラクターのイメージがあまり無いテーマパークだったので、キャラクター目当てのお客さんなんて本当にごく僅かだと思います。

お客さんも少ない中、ショーをこなして休憩をして、またショーをして。
この繰り返しです。

そして、私達はキャスト兼スタッフという形態だったので、夜はパレードの警備とかもしていました。


そんな日々が1年ほど続きました。

その間にメンバーの1人は妊娠して辞めていきました。
現在2児の母やってます。


人生明日が約束されている訳ではありません。

本当に急に何かが起こる。


イベント開発がなくなる。

上司が会社の方針が合わないと揉めた結果、私たちの部署は無くなることに…
でも、私たちに非はないとのことで部署移動という形になりました。

このタイミングで、専門の友達もここを辞めました。


そして、残ったメンバー3人と新人の子と私5人で、イベント運営課に異動になりました。
(キャラクター引っ提げて)

イベント運営の方々はショーをする時に、顔を合わせていたので、知っている方ばかりだったのですが、怖い人達。という印象があったので凄くびびってました。

異動になって、しばらくはグリーティング・付人をして、イベント運営的な仕事はあまりありませんでした。

数ヶ月経った頃に、キャラクターはいつしか出番がなくなりました。

完全にイベントスタッフとして働きました。

これで良いのだろうか?
と何回も思いました。

本当は表舞台に立つためにここに入ったはずなのに…

そう思っていると、課長から呼ばれました。

「お前ら和太鼓ばすることになったぞ」

そう告げられました。

社長からの提案で、何故か和太鼓をする事に…
Taoから先生をよび、仕事の合間合間に太鼓の練習をしました。

和太鼓なんてやったことが無かったので、最初は腕が筋肉痛でペットボトルすら持ち上げられなくなってました。
何時間も何時間も練習して、1ヶ月。

社長にお披露目する日。

衣装を着て、練習の成果を見せました。

社長は「だめ。」とだけ言って去って行きました。


悔しかったのと、何でこんな事をさせられてるんだろうという疑問と、複雑な心境でした。

それからまた練習を再開。

やる気がなくなった私達は、練習をせずさぼっていた日もありました。(こら)

そんなある日、課長がこう言いました。
「キャラクターでは叩けんのか?」

本当にアタオカじゃないか?と思いました。
(アタオカ=頭おかしい)
キャラクターで和太鼓叩ける訳ないやん!
まず、バチが握れない。
手があげられない。
視界が悪い。

その事を課長に言うと、まずやってみろ。との事。

言われるがまま、着てやってみました。
バチは持てませんでした。
でも、そこだけが問題で素手だと普通に叩けました。

すると課長は
「じゃ、キャラクター2体、人間2人でせろ」

もう、何も言い返せません。

課長の提案でキャラクター2体人間2人のショーを作り、社長にお披露目しました。

「いいんじゃない?」

その一言で、私たちのデビューが決まりました。

そこまで、爆発的人気にはなりませんでしたが、前回のキャラクターショーよりは反響は良かったです。

今はもう、チームすら無くなってしまったのですが。

私達は、bloomと言う名前で活動していました。
キャラクターショーだったり、パレードキャスト、仮面舞踏会ダンサー、ゲームのMC
色々なところで活躍させて頂きました。

メンバーも増えて、7人でショーを盛り上げようと奮闘しました。

ここでの経験は本当にかけがえの無いもので、初めての就職先がここで良かった。と本当に思っています。

最終的には、イベント運営のみんなとも仲良くなって、本当に素晴らしい部署でした。


私はここを3年で辞めて、新たな道を進みました。


雪月花歌劇団

石川県にある加賀屋という旅館でショーをしていました。

歌劇団なんて私の人生の選択肢には無かったのですが、知り合いの紹介で所属する事になりました。

私の選択肢には無いのが分かるくらい、ここの世界は「お淑やかに、小綺麗に」生きる世界でした。

今まで、お淑やかとか小綺麗とか意識したことなど無かったので、先輩方、先生からたくさん怒られました。

でも、人生って無駄なことは経験しない。
ここでの生活は私を素敵な女性へと導く一歩となったと思っています。

立ち姿も、立ち振る舞い、喋り方、表情…色々なことを気にするようになりました。

お陰で、数年前より格段に品格が付いたと思います。(自分に甘々)

そして、3年でそこを辞めて現在はダンススタジオの受付スタッフをしています。

2年目です。

楽しいです。コロナの影響で今は会員さんに安全かつ安心に通っていただけるように、最善を尽くしてます。


そんな私の人生は、これからどうなるのか楽しみで仕方ありません。

人生一度きり。

せっかく生きるなら、楽しい方が絶対いい!


明日が約束されていない私達の人生ですが、明日がいい日になる事を願って、自分達らしく生きて行きましょう!


最後まで読んで頂いた方
読んで頂き本当にありがとうございます!





have a nice day






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