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間(ま)

コロナウィルス感染拡大防止として、いま #socialdistancing が求められています。ACBaLでは握手やハグなどのスキンシップの大切さを謳ってきましたが、いまの状況では控えた方がいいのは間違いありません。適切な距離感というものを見直してみたいと思います。

人と人、人と会社、人と自然、人と社会、会社と社会などなど。ひょっとしたら近づきすぎていたのかな、などと感じています。私自身は、神奈川県の三浦半島の端っこあたりで暮らしているので、都会の距離感というのはもともと苦手です、窓を開けると隣のビルに届きそうとか、立錐の余地もない電車内とか。

世界の大都市でコロナウィルスは猛威を奮っています、人口密度が高いので然るところ、なぜそれほどまで密度を高めたのか。それは生産性、ひとつのビルに多くの人が勤めることができたほうが効率はいい、だから面積に対して高く高くすることで大きな容積を作り出しています。

先日商品企画をされている女性プロデューサーから聞いた話ですが、優秀な外科医は開腹したら内臓の間(ま)で疾患の重篤度が解るそう。つまり間が悪い=健やかでない、ということなのだそうです。これを聞いたとき、思わず頷いてしまいました、普通の状態から違っていることを「間違い」だと。

改めて人が人として、間違いを犯しにくい距離感。もちろん、それぞれ感じ方は違うのでしょうが、今の姿が健やかでないことは確かかもしれません。こうしたアクシデントから私たちは次代へ向け、正しく学ばなければいけないと感じています。

世界同時に感染症が拡大するという未曽有の事態となっています。今こそ、誰もが誰かを慮ることで、ストレスフルな状況を少しは改善できるのではないでしょうか。外出ができないからこそ、一本の電話やメールでの「どう?大丈夫?」と声をかけてみるということ。

家族であっても、友達であっても、他人であっても、まず声をかけるということで、相手の存在を認めているという自らの気持ちをさりげなく伝えるということ。そして声をかけられたということは存在を認められたということ。この認め合いが、ともすれば孤立しそうな社会環境ではなおさら大切ではないでしょうか。

短期では終息しえない新しいウィルスとの戦い。少しの間(ま)を考えながら、日々の行動を見直してみてはいかがでしょうか。大量に買い占めて自分は生き残れても、仲間が犠牲になることだってあるかもしれません。誰もが誰かのライフセーバーになれますように。

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