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普通の21歳女子がバーで1人飲みを始めて2年が経った話。

現在、わたしは先日の大失態の反省を活かし、お酒は禁酒をしているが先日まで1人飲みをはじめ、そこから広がっていった出会い・いろんな人脈を得て日々の生活を充実させていた。

その話をしたいと思う。

5年前の社会人になってすぐの頃、わたしはまだ18歳だった。
周りは22〜60歳までの成人だらけ。「大人」という言葉に小さい頃から憧れを抱いていた。

仕事終わりや休日は本屋を通って帰ることもしばしばあった。
そこで出会った本がこちら。

この本はわたしの20代前半の生活に様々な目標を与えてくれた。
「自分にできそう!!」と思えるものや納得のいく考え方にはマーカーと付箋を至るところにペタペタした

特に自分が感銘を受けたセンテンスがこちら。

「オヤジの話題についていけないのは、あなたが無教養だから。」
…自分よりも何倍も長く経験を積んでいるはずの「オヤジ」たちの話から、自分が独学でいくら勉強をしても到達できないハイレベルの「マルクス経済」を教わったことを書いている。

そして最後のポイントには「オヤジの話の価値を認め、謙虚に耳を傾ける」
と筆者は述べていました。

わたしはこのページを読んだとき、ハッ!!!としました。
数年前、管理職から「信頼はできるけど、信用はできない」と言われました。
まぁそりゃあね…社会人何年かで信用を得てたらベテランなんていう言葉は存在しないから、信頼を得ているだけでもいい調子なのでは???と思いました。

大人たちの言葉には、常に「含み」が入っています。
隠れた本音・要望すらも大人たちの言葉に耳をよーく傾けると自分に対する評価まで読み取ることができます。

わたしが仕事で、人生の先輩方からの話をもっと苦労せずに
「言葉」の本質的・精神的な意味を理解するためにはプライベートからいろんな大人と関わる必要があると思いました。

今、わたしは23歳。1人飲みを始めて2年が経った。
最寄駅の行きつけバーが2つできた。

仕事終わりに向かうと毎回いろんなメンツがいる。そして誰とも基本的に待ち合わせをするわけでもなく1人で酒を飲む。そして近くの常連さんから声をかけられ、コミュニケーションを開始する。

「さあ、ここからがわたしの腕の見せ所ですやん。」
笑顔と相槌と会話のキャッチボールには少し自信があった。

そうしてるうちにあっという間にわたしの居場所は増えていった。
いざという時のメンタルヘルスの場所にもなった。
親友と呼べるオヤジ仲間もできた。
自営業や大手企業・社長。本当にいろんな人と友達になれた。
いつかの転職先としてのコネ作りにも活かせた。

わたしが、この本に出会って、このページを読んでいなければ、
約50人近くの人生の先輩方には会えることがなかっただろう。

もちろん職場でも、ここで培った会話の広げ方の多様性を大いに活用した。
私は、また自分の人生で大きな経験を積むことができた。それに自信はある

ただの21歳の女の子が勇気を振り絞って大人のバーに入って人生が変わった話。でした。
ご清聴ありがとうございました。