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“自分の軸”をみつける

2011年にスタートした六本木アートカレッジ(通称、アーカレ)。
「パーソナルな時代に必要な、自分の軸、価値基準を創り、自分らしく生きる個人を育む」ことを目指しています。

アーカレをスタートしたきっかけは、東日本大震災でした。2008年のリーマンショックに続き、今までの価値観が覆る出来事だったと思います。
その体験を通じて、社会の価値基準ではなく自分の軸を持つ大切さを感じてスタートしました。「自分の軸」とは、時代を見極め自分で考える力だと思っています。

それから10年。この度のパンデミックは日本だけはなく世界で、そして年齢や職業に関係なくあまねく全ての人々に影響を与えています。
そして、今まで「当たり前」と思っていたことが「当たり前」ではなくなって2年が経ちます。
改めて「自分の軸」(自分で考える力)を磨きたいと思っています。そのように思ったきっかけは、ある小学校6年生との会話でした。

ハッパ


その子は中学受験をして2つの中学校に見事合格。
本命はA中学校でした。B中学校は偏差値がA中学校よりも高く本人にとってはストレッチゴールでしたが、がんばった結果、2つの中学校に見事合格しました。
本人は「A中学校に行きたい。学校説明会のときに“ビビッ”ときたから。B中学校も良い学校だと思うけど、“ビビッ”と来なかった。」とコメント。
昭和的思考の私は「偏差値が高い方がいいのでは?」と質問したところ、「それが何か???」という反応。愚問でした。
彼は偏差値という社会の軸ではなく、自分の軸を持って判断していたのだと思います。

「自分の軸」は年齢とは関係ないことを実感して、改めて「自分の軸」を磨かねば、、、と自戒の意味を込めて今回の記事を書きました。

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子


※今年は、3月21日に六本木アートカレッジのワンデーイベントをオンラインで開催します。「自分の軸」を磨くために是非ご参加ください!



#アカデミーヒルズ #六本木アートカレッジ #自分の軸

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