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プログラミング教室における自習室の利用と効果的な学習サポートとは...

こんにちは!
株式会社Academixの腰越です!
本日は、教室内で行なっている自習室の運用についてお話しします。

教室に来るのは授業だけじゃない!?

現在、弊社が運営しているロボ団南魚沼校ではロボットの公式大会出場者が練習するための場所として、授業の空き時間に自習スペースの開放を行っています。

学校から直接教室に来る生徒さんも。

授業日でもないのに自ら来ているわけですから、基本的にはみんな真剣に取り組んでいるのですが、最近は中弛みもあるのか一部の生徒で「自習室に来ること」自体が目的になってしまってしまい、自習時間を有効活用できていないんじゃないか?という様子が見られる人も出てくるようになってしまいました。

そこで講師スタッフ間で対応策を考え、自習室を有効活用してもらうためのフォロー案として、以下対策を検討・導入することにしました。

小さな目標設定

まずは、ロボ団が全国展開している教室という点を活かし、全国大会でも成績を残している大会常連校の先生に相談してみました。
私が最も参考にしたい回答としては「自習時にその日の自習課題を先生に宣言する」というものでした。これは毎回の自習で明確な目標を設定することで、ダラダラせずに効率的に学習を進める仕組みづくりとしてとても大切だと思ったからです。

全国の先生たちに聞けるのは強みです。

タイムプレッシャーの導入

(こちらは既に導入済みですが)自習開放時間は脳科学者の茂木健一郎さんが「学習の際にだらだらしない対策として有効である」と話しているタイムプレッシャーを活用しています。これは、自習室の利用時間を本来の利用可能時間より少し短めに設定し、限られた時間内で目標を達成するモチベーション管理の方法です。

(上手にまとめている記事がありました↓)

長時間開放すると、どうしても(まだ時間あるしいっか…)となり「休憩」と称してダラダラ動画視聴 & 時間が一気に過ぎていく…という生徒が昨年は多く見られたので、限られた時間で質の高い自習をしてもらうために採用しています。
とはいえ自習室の時間内で終わらず「どうしてもその日にやり切りたい事がある!」という要望がある場合には、

  • 保護者の方に了承を得る

  • 延長時間中、少しでもダラダラしていたら即終了

という条件の元、自習延長を許可することもあります。
保護者の方には帰宅時間が直前で変わってしまいご負担をおかけすることもあるかと思いますが、モチベーション管理の一環としてこのような対応を取っていることをご理解いただけると幸いです。

デジタル日めくりカレンダー

合わせてモチベーション対策として、日めくりカレンダーをつくり「大会で結果を残す」という大きな目標に向けたタイムプレッシャーも行うことにしました。
昨年までは紙に「あと○日」という日めくりカレンダーを手作りしていましたが、プログラミング教室なので、今年は保護者向けの連絡用サイトに大会までの日数カウント表示を埋め込むことにしました。

ほぼコピペで埋め込みが出来ましたが、
HTML・CSS・Javascriptの知識があれば
細かな調整も可能です。

(こちらの記事を参考に埋め込みました↓)

上記サイトにあるコード中盤(下記部分)の日付を変更すればとりあえず使えます。プログラマーでない方も簡単のはず…なのでご興味のある方はお試しください。

    //カウントダウンしたい日を設定
    var anyDate = new Date("2020/7/24 20:00:00");

まとめ

自習室スペースを有効活用するカギは、結局のところ1番重要なのは「生徒自身のやる気度合い」なのですが、学習環境の整備や我々のちょっとしたフォローでやる気スイッチが入る可能性が高まるのであれば、その対策は1つでも多く打って結果につながるよう動いていこうと思います。

皆さん、引き続き南魚沼校で頑張る生徒たちの応援をよろしくお願いします。

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