RUNNING 11/2 Eペースx坂道ダッシュ
コンセプトは「レースのイメージで練習する」
eペース(980m)×坂道ダッシュ(180m)のサーキットトレーニング、12周(総走行距離約14km)。話は飛ぶが、あるドイツ人の天才ティンパニストは「いつでもオーディションであるかのように練習しろ」と言っていた。ランニングでも全く同じだ。この練習メニューも、レースをイメージしやすいように自分で創作したものだ。大体1km前後で、150m〜200mの直線な坂道を含む周回コースを見つければ、できる。
要点その①は、このトレーニングの主要素は「Eペース走」なんだと心得ること。Eペース走くらいの距離は走る(自分の場合最低10km)。速度も遅すぎないこと。坂道ダッシュすると疲れるけど、つなぎのジョグとかじゃなくてEペースというあくまで「長距離走」の中で回復する癖をつける。当然ながらレースも途中で休憩ができるわけではないので、走りの中で回復していかなければならないのだ。
要点その②は、坂道ダッシュもスプリントじゃなくて「長距離走」の中でペースを上げる感じ。「制御不能」の「死に物狂い」が「大暴れ」、みたいなのはいらない。坂道の緩急にもよるから、ペースはどれくらいって一概には言えないけども、目安はMペースかな。マラソンに坂道はつきものだけど、坂道をひたすら走っていれば走りが良くなるかっていうと、たしかになるかもしれないが、効率は良くない。ダレたフォームでヘタを踏むと、逆効果を生んでしまう。そこで、集中できる距離でビシッとまとめるというのがこの坂道ダッシュ。
以上2つの要素をまとめたのが、このサーキットトレーニングである。
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