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県議会に投票する意味とは~統一地方選挙~

はじめに

本記事を開いていただきありがとうございます
ACACLO(アカクロ)という者です
この記事を書いている4月6日時点で全国で統一地方選挙が行われています。皆様はもう行かれましたか?
私は9日の投票日に合わせていくつもりです
さて、今回はその統一地方選挙についての話題です
皆さんは統一地方選挙のハガキに「県議会議員」や「県知事」などと書いてあるのを見て
「県議会なんて大したことないだろう」
と感じたことはありませんか?
ですがたかが県議会といえど
じつは我々の生活には大きな意味を持つんですよ
今回はこのテーマでお話していきます

県議会とは

県議会の持つ役割

県議会とは県の条例の制定や改正、予算の決定を行う機関で47都道府県に置かれているものです
定例会が6月、9月、12月、2月の年4回行われており、県民の代表として選ばれた県議会議員が議論を行っています
つまり、今回の統一地方選挙で選ばれた議員は定例会に参加して条例の精査や予算の策定を行うわけですね
そしてこの定例会で各議員が話し合う内容が公約という形で選挙に上がるわけです
そして我々は選挙を通じてこの公約を元に自身のもつ主権を議員に託す、という流れになります
そして次に県議会に投票する意味についてお話します

県議会に投票する意味

県議会の役割はお話しましたが次にでは県議会議員を選ぶということはどういうことなのでしょうか
結論から言うと県議会議員を選ぶということは県の未来を決めるという事です
県議会議員が公約に掲げていることはいずれも「これからこういうことをしていきたいです」という旨のもので、これに賛同できるかどうかというところを我々有権者が判断する必要があるのです
つまり、県議会議員を選ぶうえでは公約を見ることでその判断をしていく必要があるんです

公約に隠された罠

先ほど公約をみて判断しようという話をしましたが見て、いったん落ち着いてください
公約を見るうえで気を付けてほしい事が一つあります。
それは公約には基本的にいい事しか書かれていません
というのも、先ほどいったように国民は公約をみて候補を判断するわけです
これは候補者も分かっているため、公約には「こう書けば投票してくれるだろう」という打算を持って書く人もいるのです。
つまり、嘘をいくらでもつけるわけです。もちろん公約に書いたことをまったくやらなかったら県民も馬鹿じゃないので次以降当選するようなことはないと思いますが
例えば公約に6個約束があったとして、内2個は達成したとしましょう。残りの4個は未達成でその候補者は「来期以降に当選したら続きをやりたい」といっているとしたらどうでしょうか
その人にやってほしいと思いますか?それとも約束のうち半分も達成できなかった無能としてほかの候補に投票しますか
私だったら後者のように判断し、ほかの候補に投票します
こういう事も見て考えていく必要があるわけです

公約以外に見ておきたいところ

しかし、普通に生活していてそんな候補者の一挙一動を調べていくなんてとてもじゃないけどできません。
そこで一つの指標として見ていけるものとしてあるのが所属政党推薦政党です
県議会議員は政党にも所属しており、その政党の指針に沿って公約を考えます。つまり、県議会にも政党の指針が混ざってるわけです
これは無所属議員の政党推薦も同じで、その政党に推薦されている以上はその政党の意向というものが入ってきている事が多いです
つまり、政党を見ることで候補者を見ていく事もできるわけです

コラム~どの候補にも投票したくない~

さて、ここまで県議会選挙について詳しく見ていきましたが、お住いの地域の候補者をみてこう思われた方もいるのではないかと思います
どの候補も嫌だ」と
ここまで投票の意味や候補者の選び方などについて話してきましたがそもそも選択肢がなければ選ぶもなにもあったものではありません。
しかし、そんな中でも投票しないというのはやっていい事ではありません
何故なら冒頭で話したように県議会は県の未来を決める機関です
これの投票を棄権するということは
その県に住む自身の未来を放棄するのと同義です
「もう好きにしてくれ」といっているようなものです
それはそれで困るのではないでしょうか
そういうときの選び方の一つとして、この人嫌いだからこの人以外の候補にするというものです
要は消去法です
この人とこの人比べたらこっちが嫌、みたいな具合に候補を絞り、残った候補に決めるのです
そしてそれを、その嫌いな候補の対立票として投票するのです
このようにして少なくともこうなってほしくはないという具合で投票することも十分に意味があります
なぜならそうならない未来をあなたが望んでいるという意思表示になるからです

終わりに

今回は県議会選挙についてお話していきました
長々とお付き合いいただきありがとうございます
今回話した考え方は県議会に限らず、市議会や衆参の解散総選挙などほかの選挙でも使える考え方だと私は思っています
来たる統一地方選、私たち有権者の意思をしっかりと投票という形で示していきましょう。
その行動があなたの住む県を必ず良くしていくことにつながります。どんな考えをもっていようが自信をもって投票してください
これを締めの言葉として今回の記事を終わります
ACACLOでした

スペシャルサンクス

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