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【AC6】ホバータンク(ホバタン)VE-42Bの運用考察 ①特徴、アセン編


0.はじめに

ホバタン、それはアンバランスでクセ強なマイナー脚部。
ランクマッチでは10人弱しか見た事がありません。
しかし実際は十分強力なポテンシャルを持った愛すべき脚部です。

筆者はシーズン1に引き続き、シーズン2もなんとかホバタンのみでSランクまでふわふわ上昇、レート1300~1700あたりをふわふわ挙動で漂っています。

リーダーボード入りするほどの実力はまだありませんが、これまでに蓄積したホバタンのノウハウを共有し、少しでもホバタン民の助けになれば幸いです。

(本音を言えば、結果的に脳筋突撃戦法になることが多くて耐久任せのバカみたいなので、一応ちゃんと考えているよってことを示したいのです。)

だいぶ削りましたが長ーいので、読み飛ばしてください。
内容はすべて個人的な独断、偏見によるものです。

最後におまけで機体共有もありますので、是非試運転してみてください!


運用編はこちら↓

1.コンセプト「やるホバ理論」

  • AB推力を活かした、高威力武器による突撃戦法

  • ふわふわ対空戦法

この2つの基本戦術を使い分けることを主軸に、対面ごとの立ち回りを考える。

また、

  • 高いAB推力

  • ふわふわ滞空(固有モーション)

  • 燃費の悪さ

  • 回避性能の低さとスタッガーしやすさ

  • 高い耐久性能(特にEN)

というホバタンの特徴を踏まえ、長所を活かしつつ短所を踏み倒すアセンを構築する。

これを仮に「やるホバ理論」とし、全局面への対応を目指します。

2.ホバタンの特徴

主な特徴としてはこんな感じ。

高いAB推力

AB推力は高く、ガチガチに積んでも400弱のAB速度を出すことができる。
なので「高威力武器を高速で運び接近する」という戦術が可能。
ただし燃費は悪い。

高い耐久力

APは8600とガチタンに次いで高い。
防御力も総じて高水準で、特にEN防御は460のトップ。
きちんと組めばスタッガースライサー2セット耐えられたり、↓こんな感じになる。

ふわふわ落下

また、ブーストONでは「落下速度が四分の一になる」という固有モーションにより、高高度から攻撃できる強みがある。
またこの間ENを消費しないので、コーラルジェネレータを積めば無限浮遊ができる。

スタッガーへの弱さ

姿勢安定が低く、一部の2脚や軽四よりも低い!(怒)
被弾面積が圧倒的に大きい!!(怒)
重量依存のため安定回復性能も低い!!!(怒)

何も考えずに組むと全体での姿勢安定はあっさり2000をきってしまう。タンクなのに!(怒)
このため、後述の回避性能の低さと最悪に噛み合い、トップクラスのスタッガーしやすさを誇る…

低い回避性能

見た目通り被弾面積が大きく、個性である浮遊をしても下から撃たれるので特に被弾しやすい。
前に尖っているので正面からの攻撃も当たりやすい。

QBリロード時間もスペック上は0.7とそこそこだが、保証重量が低いためガチガチに積むと2秒を優に超える。
なのでQBでの回避に頼ることはできないと思った方が良い。

タンクなのでもちろんジャンプもできない。

まとめると…アンバランスな総合性能

  • AB推力は高いが、燃費は悪い。

  • 耐久力は高いが、被弾しやすくスタッガーもしやすい。

  • 姿勢安定が低いのに回復も遅い。

  • 浮遊すると更に被弾面積が大きくなる。

といった形で、長所は短所に相殺されなんともアンバランスな総合性能となっている。
いや、ある意味バランスが取れている…のか…?

3.機体構成とおすすめのパーツ【フレーム・内装編】

さて、それでは長所を生かしつつ短所を踏み倒すためのアセンを考えてみる。
優先度の高いものから見ていこう。

ジェネレータ:燃費の悪さを踏み倒す

【IB-C03G: NGI 000】
コーラルジェネレータ。ほぼこれ一択ではないだろうか。
「全消費することで急激に回復する」特性と、4400という高い容量のため、燃費は悪いが高推力なABを活かすことができる。

EN切れのふわふわ落下中に復元することで無限浮遊もできる。

EN負荷ギリギリで組んだり、チャージ武器を使ってカツカツでも、全消費からの復元頼りの運用をすればそのデメリットを打ち消すことができる。

EN容量出力も4340と高いので高負荷の武装を積むことができる。

コア:復元性能と姿勢安定重視

【CS-5000 MAIN DISH】
ホバタンの為にあるようなコア。これもほぼ一択に近い。
最高の姿勢安定641によりホバタン最大の弱点をカバー。
最高の供給補正112もコラジェネの全消費→復元までの隙を最小化。
防御力も総じて高い。
ブースター効率補正は79と相当低いが、QB使用頻度は低くAQBを使用するためあまり関係ない。
後ろに長いフォルムもホバタンとマッチする。

重量の重さと出力補正が小さいことがネックとなる。
軽量化しつつ出力を高めたい場合は供給補正の高いHALや、アーキバスの傑作コアVP-40Sなどが選択肢に上がる

頭部:姿勢安定と耐久力を補強

こちらも弱点の姿勢安定のカバーと耐久力アップを重視したい。
スタンガンのこともあるのでシステム復元性能も見ておきたい。

個人的にはバランスが良く、見た目が好みな良いエフェメラ【IA-C01H: EPHEMERA】を愛用している。
その他の選択肢としては【20-082 MIND BETA】【HD-033M VERRILL】あたりだろうか。

腕部:耐久増強or武器と相談or重量調整

ベースとしては圧倒的なAPと耐久力を誇る肩幅こと天牢【DF-AR-09 TIAN-LAO】を積んでみる。
射撃武器適正は95と高くはないが必要十分。近接適正は68と低いが、ホバタンと近接武器はあまりマッチしないので関係なし。

腕部は姿勢安定性能に影響しないため、ある意味重量調整がしやすい。
AB速度が足りない時はHALだったり、武器と相談して色々変えてみると丁度良いものが見つかるはず。

FCS:お好みで!

全局面対応を目標としているので、オセルスやミサFCSなどの特化型よりは中距離をベースに好みのものを選ぶのが良いと思う。
筆者は全体的に高水準な【IB-C03F: WLT 001】(58:77:54)を積みたいが、EN負荷が高く積めなかったので、【FC-008 TALBOT】(63:54:11)を積んでいる。

4.機体構成とおすすめのパーツ【武装、コア拡張機能編】

ここは好みがはっきりと分かれるので、筆者の個人的な嗜好で話をする。
選定基準としては下記の通り。

  • 全局面対応を目指しているので、近距離でも中距離でも腐りにくい武器を使用したい。

  • またホバタンの特性上、上から打ち下ろす爆発武器が強い。

  • 引き機への対応を考えるとミサイルは必要。

  • 折角のタンクなので肩武器を使いたい!

メイン武器:使い勝手の良い高威力キャノン

高威力、高弾速、高連射、近~中距離対応な肩武器をメインに据えた。
また、EN系のキャノンは通常撃ちとチャージショットで特性が変化し、一本でも複数の状況に対応できるのが都合が良い。

【拡散レーザーキャノン:VP-60LCD

近距離では通常撃ち対応。連射性能0.6=約1.7秒ごとに連射可能。
チャージ攻撃が爆発弾となるため、撃ち下ろしや中距離着地狙いで当てやすい。

【プラズマキャノン:FASAN/60E】
LCDよりも衝撃力が高く、チャージは超高速で高威力。そして爆発。
連射性能0.5→2秒間隔で発射。
LCDよりもEN負荷が大きいが、若干軽量化にもなる。
通常撃ちは発射までの時間が長めなのがネックだが、半チャ撃ちによってカバーできる。

ミサイル:近距離でも腐らないミサ

メイン武器で肩が埋まってしまったので必然的にハンドミサイル。
肩武器版よりもリロード時間や追尾性能の面で優秀。

全局面対応を目標としているので、AB突撃機にも後ろから刺さる【分裂型ハンドミサイル:HML-G3/P08SPL-06】を採用した。

サブ武器:環境に合わせて調整

片手の武器を持ち替えて環境の流行に対応する。

引き機が多い場合は【分裂型ハンドミサイル:HML-G3/P08SPL-06】両手持ち。

重二が多い場合は、LCDの衝撃力では心許なくスタッガーレースで負けやすいので、高衝撃武器として【軽リニア:LR-036 CURTIS】や【バズーカ:DF-BA-06 XUAN-GE】などで補強する。

最近のお気に入りは【軽グレネード:IRIDIUM】である。
弾速が偉い!245mの距離信管爆発も良い!軽い!

コア拡張機能

普通に耐久を高めるならパルスアーマー(PA)、近接カウンターにアサルトアーマー(AA)。

それが一般常識であるが、ここはあえての【パルスプロテクション(PP)】を推したい。
戦術の章で詳しく説明するが、ホバタンのふわふわ挙動とマッチし攻防一体の領域展開戦術をとることができる。

5.マイホバタン

さて、どんなホバタンができただろうか?
マイホバタン達を紹介しよう。
機体共有コードもつけたので、試乗してみよう!

ベース機:ghosting

シーズン2Sランクへの昇格戦を戦い抜いた機体。
(名前と色は昇格記念に変更したが内容は同じ)

メイン武器は両肩のLCDで、通常撃ちとチャージを使い分けて近中距離に対応。
サブ武器は両腕の分裂ハンミサで引き機と全距離対応。
武器は2種類なのでシンプルに使いやすい。

ホバタン最大の弱点である姿勢安定性能をメインディッシュコアのおかげで2045まで増強。
数値上の弱点らしい弱点はQBリロードの2.34くらいとなった。

AP・防御力は高く、EN防御に至っては驚異の1389でダメージの4割弱をカットする。
スタッガー時のスライサーフルコンボを受けても、2セットくらいなら素で耐えることができる。

AB速度は400弱。
引き機相手は分裂ハンミサで継続的に回避行動を迫れるため、この程度の速度でも十分。

カラーリングは夜光る蓄光のイメージ。

(機体共有コード:HBW52GFWM26W)
※配布用は2Pカラーになってます。

現行機:ghosting_KTSV

シーズン2Sランクで戦う現行機。
ベース機のghostingをもとに調整。
KTSVは"肩サワ"の意。両肩のLCD(レーザー)とFASAN(プラズマ)でカラサワを表現した。

フレーム・内装は同じ。

近距離重二に対応するため、
片手ハンミサ→イリジウム。
片肩LCD→FASAN
とし攻撃・衝撃力を高めつつより柔軟な対応ができるようにした。
4武器バラバラのため操作が煩雑。

また、新たな試みとしてパルスプロテクションを搭載。

(機体共有コード:X4P5T4ZUJCQZ)
※配布用は2Pカラーになってます。

6.一旦まとめ/次回予告

思ったよりも文字数が多くなってしまったので、ここで一旦一区切りとします。
好き勝手書き殴ると1.5万文字くらいになっちゃいそう…なのでかなり簡略化してます。

次回は本題となる②戦術編です。
基本戦術や応用戦術、対面ごとの立ち回り、回避動作について共有したいと思います。

本題から逸れてしまいそうだったのでカットしたホバタンの変な仕様もあるので③TIPS編とかで紹介したいですね。

お楽しみに!


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