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体外受精,どのぐらいの間隔をあければいい?

IVF失敗した、もしくはできるだけ卵子をとりあえず若いうちに採っておきたい!と言う人は、つぎのIVFはいつ始めればいいのだろうか?

時間を無駄にしたくないから早く始めたい!でも体の修復って必要だよね?

今日はそんな問いについてリサーチしてみたよ。

私は、ニューヨーク在住、44歳で妊活中のあつこです。去年から不妊治療をして、3回IVFにトライしました。その後卵子の質向上のためのプログラムにも参加して、妊活頑張っています! 日本にはまだ入っていない情報だったり、もあるかも? 苦しい道ではあるけれど、一緒に楽しく頑張ろう!!

周期の間隔

人それぞれ、周期って違うんだけれど、IVF(体外受精)でいう周期っていうのは、あなたの生理の周期のことを言います。

フレッシュIVF(新鮮移植の場合)は、生理を挟まずに2ヶ月続けて行ってはいけないと言われています。

つまり、新鮮移植をした後、妊娠反応はネガティブで、生理がきてから、次のサイクルを始めてOK!。

American Society for Reproductive Medicine (ASRM)という機関のリサーチによると、妊娠、出産率は次のIVFをすぐに始めた場合と少し感覚を空けた場合とでは特に変わらないようです。

身体的理由で間隔をあけた方が良い場合

生理周期の間に休憩を取ったほうが良いと言われているのは、卵巣刺激に使用される薬剤が、炎症を引き起こす可能性がある場合や、身体的な理由で体を休めた方が良いと判断した時のようです。

通常、その卵巣刺激による炎症自体は問題にならないようなのですが、多くの医師は、炎症が治るのを待ってから次の新しいサイクルに進むことが有益であると考えています。ただ、一部のクリニックでは、採卵はせずとも、すぐ次のサイクルで凍結胚移植をするところはあるようです。

実際、移植自体は、時間・間隔はあまり開けない方が成功率が高まるようです。

精神的・感情的な健康は大事

休息を取った方が良いとされるもう一つの理由は、あなたの精神的、感情的な健康のため。 あまりまっすぐに体外受精のことだけに集中してしまうと病みますよね。一歩下がって、頑張りすぎず、ストレスを軽減するために休息を取るのはすごく大事です。

もちろん、その間にも時間がどんどん経っていくのでできるだけ早くやり遂げたい!!というあなたの気持ちもすごくわかる。休むのが勿体無いとも思いますよね。だけど、実際に年齢だけが要素ではないから、自分の体、心に聞いてみて、一番後悔のない決断をしよう!

実際、私も1回目のまだ2ヶ月若い時期に行ったIVFの方がストレスのせいで結果が悪かったし!!

もしも1周期休もう!とか、3ヶ月休もう!と決めたら、思いっきりリラックスして、なんなら元気な赤ちゃんを身籠ったことを妄想してニヤニヤしているといいとおもいます。イメトレって大事だからさ!脳をトリックして現実にしよう。

その他の理由

忘れたくても忘れられないのが金銭的な問題。
ずっと続けていくにはかなりの経済力が必要ですよね。 保険が効くとしても限りがあるし、全部カバーされるものでもない。なので、どこまで保険が効くのか、どのぐらい頑張りたいのか、なども見据えた上でスケジュールを立てよう!

2回までのトライだったら、できるだけ体を整えてから臨みたいじゃないですか?続けて全部トライしてしまうよりも。ペース配分を考える感じかな?

決断するのはあなた

医者に何を言われようと、研究のデータがどうであろうと、結局あなたの心が納得するものが一番。 休むの?続けるの?

生理さえちゃんとくれば、すぐに続けるのは基本大丈夫!だから、ちょっときついから休みたいな、とか、少し今のIVFをやっているクリニックだったり、やり方に違和感があるな、と思っていたら少し止まってリラックスしてから見直すのもいいよね。 

あなたの心が準備できていないと、どんなに確率が高かったとしても確率落ちそうだよ。

特にストレスがのしかかる時期とかは絶対に避けて、自分のコンディションがいいと思ってから挑むのが良いと思います!

決断って難しいけどさ、後悔がないようにちゃんと考えて、頑張りましょう!


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