日本の体外受精開始!

日本からこんにちわ!!
先週の月曜日に無事帰国しまして、早速火曜日にクリニックに行って参りました。
今回は、日本のクリニックに初診に行ってみて、アメリカとの違いで感動した3つのことを紹介していこうと思います。

https://youtu.be/V9uDh0ob_-o

皆様こんにちわ!
私は45歳、ニューヨーク在住のあつこです。
去年、44歳になってから体外受精をニューヨークで初めて、3回今までやってきました。残念ながら全滅しているのですが、去年の11月ごろから卵の質改善に努めつつ、今月ついに!!!日本で体外受精の挑戦です。


いざ、初診へ向かう


帰国の1−2日前ぐらいから生理ががきてしまったので、クリニックに行く日は生理4日目でした。

アメリカでは、大抵3日目からホルモンの投与をし始めるので、そもそも事前に血液検査だとかもやらなければいけないだろうし、4日目の初診で、この月のサイクルから採卵を始めることができるのかが心配でした。

だって、今までのアメリカでは生理3日目から薬の投与が始まっていて、初診って、やっぱり諸々検査とかが必要なわけですよね。
そういった検査とか、重複しないように。さらに今までの私の結果を出しておいて、理解を深めた上で作戦を先生に一緒に練って欲しかったので、今までのアメリカで行った検査結果、体外受精の詳細だったり、結果は全てプリントアウトして持っていきました。

  • 私の血液検査、彼の血液検査、

  • 彼の精子の検査結果

  • 今までの体外受精の経過、薬の投与量、

  • 肺胞の数、卵子の数、受精卵の数、胚盤胞の数、

  • PGT-Aテストの結果

先生と面談

持ってきた過去の経歴のプリントアウトを見せながら、今までの経歴をお話しして、45歳というのはすごい難しい年齢なんですよね、ということを聞かされる。

負担も大きい施実なのでね、やっぱり確率は低いことは説明しておかないといけないですから、正直にいってくれて嬉しいですけれど、知ってます。
先生は、80分の1ぐらいの確率ですと。
数字をパーセンテージに変えると、1.25%。
改めて低い確率だなとは思いますが、ここまできて引き下がれません。
この数字を納得した上で、できるだけ頑張るしか方法はないじゃないですか。

一応生理が4日目なので、せっかくだからこのサイクルでできるようでしたら頑張りましょう、ということで、その日に血液検査と、ウルトラサウンドの検査をやることになりました。

で、その結果が出てから同日、再度先生と面談をして、開始を決定。
ということになりました。

結果は血液検査良好。ウルトラサウンドでは、右の卵巣に4つの卵胞が。左にはまだ何も見えていないようでした。

先生に、次の診断日と、薬の量、回数などをいただいて終了。

日本とアメリカの違い_3選

今回初診を終えて、強く感じた日本とアメリカの差を3つ選んでみました。

待ち時間

待ち時間が長!!!!!
予約時間が3:30。
最初に呼ばれたのが2時間ぐらい経った後でした。(これ、お仕事している方、大変ですよね。)

で、その後10分ぐらいに採血に呼ばれ、その後30−40分ぐらいでウルトラサウンドに呼ばれ、さらに一時間〜ぐらいで先生と再度ミーティング。
からの、お薬の説明を受け、お会計。

帰ったのが結局7時ぐらいでした。
拘束時間三時間3半。
これは流石に疲れましたねー笑。時差ぼけもあったし。
彼も一緒に来ていたんですが、飛行機にまだ乗っているみたいだと。。

で、アメリカではどうだったかっていうと、
血液検査、ウルトラサウンドなどだけだったら、待ち時間は10分ぐらいでした。全部込みでまあ30分もあれば平気かな、という感じで、通勤前に行く感じでしたよ。

初診だとか、先生と話さないといけない時は、先生の都合により待ち時間が長くなることがありましたが、それでも30分ぐらいですかねえ?

あ、でもズームでのアポイントメントではすっぽかされたり、ポリープの検査の時は一時間以上待たされたかも。

でも今回面談というか、先生としゃべって思ったのは丁寧に時間制限がなく一人一人丁寧に接してくださっていた、ということです。

おそらくそういった時間が積み重なって、時間が押してしまっているんだろうなあと。 で、ありがたいのが初診当日に薬まで買うことができて、早速このサイクルから採卵が始めることができるようになったこと。

すっごい待ち時間が長かったけど、もしかしたら次のサイクルに回されてしまっていたかもしれないところ、今回始めることができたので、1ヶ月弱得をしたような気分でよかったですー。

薬の量

先生も驚いていたのが、アメリカの薬の投与量。
私の投与量を見て、目が飛び出るほどの数字ですっていっておりました。

数字を比べてみると、日本で処方された量は、アメリカで処方された量の半分ぐらいの量。さらに、2個ある薬のうちの一個の方は毎日打つのではなくて、1日おきなので体の負担もお財布の負担も軽め。

さらにさらに、GONALーFというアメリカでも使っていた薬の代替品があって、これが安めで嬉しい。

今回処方されました薬は:
クロミッド50mg~一錠を朝、夕
FSH注射 (後なるF)フォリルモン 225IU 1日おき

これが、日本だと中刺激だけど多め。という認識。

ちなみにアメリカで私が接種した3回目のIVFは、MINIーIVFと言われるもので、すなわち低刺激な予定だったみたいなんですけれど、これよりもはるかに多い量でした。

薬の準備

またさらに薬ネタなんですが、
薬に無駄がないのが感動!!!
処方された薬を、その場所で、しかも超わかりやすい説明付きで、実際に自分でやってみることもさせられて、もう間違えようがないぐらいちゃんと管理していただいたの。
必要な分だけくれるので、無駄がない。余らない!!!

アメリカは?というと、医者に(仮)処方されたものが自分が指定する薬局に送られるわけですが、その処方の量っていうのがすごい多くて、ボックスごとに頼むから、絶対に余っちゃう。 というか余るぐらいでオーダーしておいて、なんなら数個ある薬をどちらを使うかわからない場合は、両方ともオーダーされているという感じ。(普通に数万〜十数万円分ぐらいの薬が余ります)

配達までに時間もかかるので、先ほど(仮)処方と言いましたが、本当の処方される前には手元に全部揃っているようにしないといけないわけなんです。

そのくせ、注射器の針が足りていない、ということなどもあって、それは薬局にさらに追加でオーダーすると、もちろんその分の送料と、デリバリーしてくれる人のチップというのもかかってきます。

ね、すごい差でしょ?
まだまだ気づきがあるんですが、それは次回の診断に行った際のレポートで紹介したいと思います!

ではでは!一緒に頑張りましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?