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雲が映す鬱々した心


今夜の
帰宅時の空が
悪魔の顔のように見えたのは
疲労と怒りで鬱々とした
心のせいなのか

重く痛む足を止め
蒸し暑い空気の中立ち尽くし
取り憑かれたように見上げた

追い立てられるような毎日で
五月も六月も曖昧な記憶の中過ぎ
艷やかだった紫陽花を
穏やかに愛でる間も無く
気づけば色褪せて
七夕に短冊を書くことも無く

早くも
文月が半分過ぎていく


夏が
とても楽しかった頃は
いつだっただろうか…


あの頃が
とてつもなく
愛おしく
切なく

寂しい…














来て下さって 本当にありがとうございます! 読書が大好きで 気がつけば自分でも数え切れない程 詩や短編を 書き続けてきました いつか 本を出したいです! これからも自分ペースで 書き溜めたものを載せていきますので お時間がある時には また是非 覗いてみてください(○´ω`○)ノ